オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

バーナムは夢を描けるか

2009-01-29 21:34:04 | 千葉ロッテ

新外国人選手の1人であるバーナムが来日をしました。
登録名にジュニアを入れることを希望をしているらしく、それがバーナムジュニアなのか、バーナム・ジュニアなのか、はたまたバーナムJrなのかは分かりませんが、背番号すら決まっていない期待度の低い助っ人の今後に注目です。

ロッテ“画伯助っ人”ボビー肖像画持参 (1/29 スポーツニッポン)

ロッテの新外国人選手は“画伯”だった。
前台湾ラニューのゲーリー・バーナムJr内野手(34)が28日、成田空港着の航空機で来日。
バレンタイン監督への手土産として、自身が描いた同監督の肖像画を持参した。
「絵画は長年、趣味でやっている。今回の絵は日本で、ロッテでプレーする機会を与えてくれたバレンタイン監督に、お礼の気持ちを表すために描いたんだ。プレゼントとして渡します」
2日間、約15時間かけて鉛筆で描いた肖像画は趣味のレベルを超えた出来栄え。
父ゲーリー・バーナム氏は農業を営む傍ら、画家としても活動。
個展を開くこともあり、影響を受けたバーナムJrも“画伯”の顔を持つようになったという。
もちろん売り込むのは肖像画だけではない。
台湾でプレーした昨年は、シーズン当初からバレンタイン監督に自らメールして猛アタック。
秋季練習にテスト生で参加し、格安の年俸1300万円ながら合格を勝ち取った。
ただ、来日直後は冷や汗をかく一幕も。
20時間のフライト後、空港内のトイレに駆け込んでホッとしたのか肖像画をトイレ内に置き忘れてしまったのだ。
税関目前で気づき、引き戻せないため空港係員に取りに行ってもらい、空港ロビーに姿を現したのは航空機到着から1時間20分後。
出迎えた関係者を心配させた。
指揮官と同じコネティカット州出身で、指揮官が経営するレストランのハンバーグが「グッド!」という新助っ人。
次は千葉マリンのキャンバスに特大アーチを描いて恩返しする。
◆ゲーリー・バーナムJr 1974年10月13日、米コネティカット州生まれの34歳。クレムゾン大時代の97年にフィリーズからドラフト22巡目指名でマイナー契約。独立リーグなどを渡り歩き昨季は台湾ラニューでプレー。昨年のロッテ秋季練習にテスト生として参加し、今月16日に入団が決まった。ポジションは一塁手および外野手。1メートル80、98キロ。左投げ左打ち。

1300万円という外国人選手としては異例なぐらいに安い年俸を考えれば、主力として期待をされての獲得ではないことは間違いありません。
また一塁と外野というポジションを考えれば、左打者ということもあってバーナムの出番が増えることはチームにとってよいこととも思えません。
しかし昨年の台湾ラニュー続いて今年のロッテと、アジアを渡り歩いてでも野球を続けるというハングリー精神がチームによい影響を与えてくれることに期待をしたいと思います。

今季に35歳になるわけですから、2軍暮らしが長いようですと1年間のアタックの末に勝ち取った入団も幻の如く消え去ってしまいます。
そんなことにはならないよう絵筆と同様にバットで自分の夢を描くことができるかどうか、バーナムのプレーをまったりと追っていきたいと思います。

 

コメント (6)