電脳筆写『 心超臨界 』

感謝を表わすのに忘れてはならないこと
最高の感謝は言葉ではなく
感謝をもとに生きることである
J・F・ケネディ

「ありがとう」百万遍にして人生大転換

2024-07-03 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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(2006年)2月8日、前の会社の上司だったS氏より、突然のメールが入る。S氏はいま、韓国のエンジニアリング会社の社長をしている。

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Subject: お久しぶりです

突然で大変失礼とは思いますが、貴職と至急電話にて
話をしたいのですが連絡いただけませんか?
話の内容は非常に個人的なもので職場では話すものではないので
電話する時間を指定頂いても結構です。
………………………………………………………………………………

こうして、私の転職の話はスタートした。韓国の某石油会社が、重質油改質プラント建設のプロジェクトマネジメントを補強したい、という。そのため、客先のプロジェクト組織に入り、間接、直接にプロジェクト業務の推進を図る人材が求められている。

前の会社で私は、S氏のもとで専ら海外プラント建設のプロジェクトマネジメントを担当していた。27年間勤めて、私の専門はプロジェクトマネジメントとなった。1999年に、プロジェクトから離れ、私は配管設計の部長に就任する。その時、会社はリストラのための希望退職を募ることになった。

「べき論」だけで企業方針を決定しようとする経営陣に不満を持っていた私は、転職先も決めないままに退職した。そのとき、S氏にはこう伝えて会社を去った。「もし、あのままプロジェクトをやらしてもらえたら、辞めることはなかっただろうと思います」。この言葉が今回の突然のメールに結びついた、とS氏は言う。

それから9カ月後、私は掛川市にある、いまの工場に就職した。それも、もう7年目に入る。その間、工場の拡張工事のプロジェクトマネジメントを担当させてもらった。だが、前の会社にくらべると何かが足りないと思うようになっていた。その原因は、製造業ゆえにプロジェクトマネジメントの概念が理解されていないところにある。指揮者がいくら指揮棒を振るっても、奏者はばらばらの音を出し続けるという具合なのだ。S氏のメールは、そういうタイミングのところに舞い込んで来たのである。

履歴書を送ると、客先はすぐに了承してくれた。そこで、面接が2月20日に設定された。私は、慌ただしくチケットを手配して、アシアナ便に飛び乗る。私は、5年ぶりに韓国を訪問することになった。

面接は、厳しい質問などはまったくなく、和気あいあいのうちに終了。すぐにでも来て欲しい、ということになった。ありがたいことである。しかし、韓国での長期就労には、ビザが必要になる。これで、私が転職するための条件は唯一ビザ取得を残すのみとなった。

返り便で読んだ新聞で、茨木のり子さんの訃報に接した。私の韓国語の学習意欲をおおいにかき立ててくれることになった「ハングルへの旅」を書いた、反骨の詩人である。なにか運命的な共時性が働いたような気がする。。

3月6日、S氏よりビザ取得の電話が入る。それを受け、翌日に退職届を提出。退職日は3月17日となった。こうして私の転職は、動かしようのない現実となった。もうあと戻りはできない。

私は、この1カ月の間に、「ありがとう」百万遍を達成している。小林正観さんによると、年齢×1万回以上の「ありがとう」を唱えると、本人も家族も友人も誰も念じたことも考えもしなかった現象が勝手にどんどん降ってくるのだという。今回の転職話は、まさに誰も想像さえもしていなかったことが起こったのだ。
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4 コメント

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唯有難志感謝 (G3:)
2006-03-10 22:14:08
合掌 ありがとうございます

ありがとう百万遍誦行実践者の面目躍如ですね、晴れの壮途を心からお祝いいたします。ほんとうにおめでとうございます。「ありがとう」の五文字の名号さえ携えていれば、たとえ行く手が地獄の底であろうとも、忽ち天国浄土と化すること必定なりと信じ、ご活躍を心から祈念いたします。chorinkaiさんから生きる勇気と励みをいただきました、感謝します。再拝 G3:橘 正弘
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一見無関連 (chorinkai)
2006-03-13 07:04:29
橘 正弘 様



いつも力強い応援をありがとうございます。



引越し準備にやっと目処が立ち、ブログを眺める余裕が少し出てきました。そこで、「無関連の関連」に接しました。



一つひとつを個々にみれば一見無関連のようであるが、実はその奥は相互につながり関連しているのだから、「経営者やリーダーたる者は、複眼的思考をもて」。



70歳を前にして講師昇格試験に挑まれる橘さんの心意気は、私のこれからの人生の最大の応援歌になりました。



合格されることを願っております。いつも大いなる励ましに感謝致します。ありがとうございます。
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転職おめでとう (山本陽一)
2006-04-01 20:50:59
一月に一度見るか見ないかと言う程度の読者です。今日、会社に来て仕事に飽きたので気分転換に見ていたら「退職」の文字が目に飛び込んできました。定年間近になっての勇気ある転職に敬意を表したいと思います。

この年になるとなかなか未知への挑戦が出来なくなるものですが、そこに進んで足を踏み入れたわけですから。私も、昨年初めに18年いた子会社から出向元に復職しましたが、新しい経験ばかりで随分と戸惑いました。しかし振り返ってみると、それが休火山然としていた脳を刺激して、少しは噴煙を上げるようになりました。あなたの場合はきっとどろどろとしたマグマを吹き出し、大活躍をしてくれるのではないかと期待しています。「韓国の星」を目指せ。
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韓国の星 (chorinkai)
2006-04-03 04:27:17
山本陽一さん、



久しぶりです。コメントをありがとうございます。



貴兄とは都立高校の同一学区であったことから、中高を通じたマドンナとのめぐり合わせも含め、いろいろといい刺激をもらったと思っています。毎年いただく年賀状にも、前年の挑戦の跡が記録されていて、私の脳も身体も大いに活性化されます。

人間の自然の寿命は125歳といわれています。だから停年なんていうのは人生の終わりではなく、昼休みに過ぎません。

今の仕事は、韓国語のシャワーの中でやっています。プロジェクトマネジメントはもちろん本業ですので、しっかりやりますけれど、この環境を利用して、韓国語の同時通訳になろうと決心しました。韓国の星をめざして頑張ります。
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