雲散霧消となった『古事記』偽書説――竹田恒泰さん

江戸時代後期から長い間、『古事記』は平安時代初期に作られた偽書であると言われ続けてきました。なぜなら、作者である太安万侶の実在を示す史料が無かったからです。ところが、昭和54年(1979)に、奈良県奈良市此瀬町(このせちょう)の茶畑で、畑を掘り起こしていた作業中に、木棺に入った人骨と、四十一文字が刻まれた銅板が偶然出土し、歴史的発見となりました。 . . . 本文を読む
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『古事記』成立の経緯――竹田恒泰さん

この「序」の部分からのみ『古事記』の成立について知ることができます。第四十代天武(てんむ)天皇の命によって編纂が始まった『古事記』は、天皇の崩御によって一時中断されるも、第四十三代元明天皇によって再開され、太安万侶が稗田阿礼(ひえだのあれ)の口述を筆記して編纂し、元明天皇に献上され、上・中・下の三巻から成る我が国最古の歴史書がここに成立しました。 . . . 本文を読む
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弱い心を「強い心」に大手術する!――ウエイン・W・ダイアー

不安をなくすには、不安の背後にある理由を理解する必要がある。不安が自分の人生の大部分を占めているなら、必ず過去にそれなりの事情があるはずである。それにしても、不安の報いは何か。それは、自責の念に対して得たのと同じ神経症的な徴候である。不安も自責の念もともに、みずからをむだにする行為であり、違いと言えば、単に時間的な意味合いだけである。すなわち、自責の念は過去に、不安は未来に向けられている。 . . . 本文を読む
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久野収――「戦争中の日本だけが共産党を疎外した」という大ウソ

日本共産党は国際共産党組織(コミンテルン)の日本支部として設立されたのですから、これは純粋な意味における日本の政党ではありません。国際共産党組織(コミンテルン)は、共産主義の祖国であり根拠地であるソ連の国益を守るための組織ですから、日本共産党はソ連の日本支部であり、すなわちソ連が日本の中に設置した出先機関なのですから、わが国の内部に巣喰うこの癌細胞の活動を停止させる措置は、日本にとっては遅滞を許さない応急の手当てであったこと、言うまでもありません。 . . . 本文を読む
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宰我問。三年之喪。期已久矣。君子三年不為礼。礼必壤――『論語』

宰我(さいが)問う。三年の喪は、期して已に久し。君子、三年礼を為さざれば、礼必ず壤(やぶ)れん。三年楽を為さざれば、楽必ず崩れん。旧穀既に没(つ)きて、新穀既に升(みの)る。燧(すい)を鑽(き)り火を改め、期にして已むべし。子曰く、夫(か)の稲を食い、夫の錦を衣(き)る、女(なんじ)において安きか。曰く、安し。(曰く)女安ければこれを為せ。夫れ君子の喪に居るや、旨きを食えども甘からず、楽を聞けども楽しからず、居処して安からず、故に為さざるなり。今女安ければ、これを為せ。宰我出づ。子曰く、予の不仁なるや。子生れて三年、然る後に父母の懐より免(まぬ)がる。夫れ三年の喪は天下の通喪(つうそう)なり。予や、其の父母において三年の愛あるか。 . . . 本文を読む
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孺悲欲見孔子。孔子辞以疾。将命者出戸。取瑟而歌。使之聞之――『論語』

孺悲(じゅひ)、孔子に見(まみ)えんと欲す。孔子、辞するに疾(しつ)を以てす。命を将(おこな)う者、戸を出づ。瑟(しつ)を取りて歌い、これをしてこれを聞かしむ。 . . . 本文を読む
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子曰。予欲無言。子貢曰。子如不言。則小子何述焉――『論語』

子曰く、予れは言うこと無からんと欲す。子貢(しこう)曰く、子もし言わずんば、小子何をか述べん。子曰く、天何をか言わんや。四時行われ、百物生ず。天何をか言わんや。 . . . 本文を読む
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ドイツ留学での体験――渡部昇一教授

僕は日本人は軽薄だと思っていましたが、向こうから見れば、勝とうが負けようが、戦前であろうが戦後であろうが、同じ天皇がずっといらっしゃるということは、想像できないほどの感動だったようです。それで、私は「これだ」と思いました。日本人の誇りとして自慢できるものが、たった一つある。最後の踏ん張りにして、ぐらつかないものがあるぞ、ということに気づいたんです。 . . . 本文を読む
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飾りけのない態度で深い思いやりを見せる――S・スマイルズ

無関心と淡泊、当然の賞賛を与えるのと相手構わずにお世辞をふりまくのと、この二つを使い分けるのは難しいと思われるかもしれないが、実はしごく簡単なことである。正しいことを正しい方法で実行するには、機嫌のよい飾りけのない態度で、深い思いやりを見せるのを忘れさえしなければいいのだ。 . . . 本文を読む
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秋霜烈日のきびしさと春風のやさしさとの“最高の傑作”――S・スマイルズ

ルターは、荒っぽさと無骨さの塊のように思われていた。しかし、彼が生きていた時代そのものが野蛮で暴力に満ちていたのであり、その中でルターがやり遂げねばならぬ仕事は、やさしさとか人あたりのよさなどでは到底達成できる種類のものではなかった。ヨーロッパを無気力な眠りから目覚めさせるために、彼は力をふりしぼり、時には荒々しい口調で人びとを奮い立たせ、檄文(げきぶん)を書かねばならなかった。 . . . 本文を読む
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カミとホトケが共存するための神学――本地垂迹説(2/2)――渡部昇一教授

この神仏同体説を説明するため、両部習合(りょうぶしゅうごう)神道では、真言の両部、つまり金剛(こんごう)界と胎蔵(たいぞう)界(ともに、密教におけるホトケや菩薩の体系のこと。前者は大日如来の智慧の面から、後者は理性(りしょう)の面から現われたもの)を用いて、日本の在来のカミはすべてホトケの権化であるとして、いちいちその本地を定めることをしたのである。 . . . 本文を読む
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平成29年(2017)1月 名言との出会い

H29.02.28 つねに汝の敵を許せ それ以上に敵を悩ませるものは何もない ( オスカー・ワイルド ) Always forgive your enemies - nothing annoys them so much. ( Oscar Wilde ) H29.02.27 戦闘に敗れることは時に戦争に勝利するための新たな道を見出すことがある ( ドナルド・トランプ ) Sometimes b . . . 本文を読む
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日本のメディアも衰退必至――渡邉哲也さん

アメリカのメディア崩壊は、日本のメディアの凋落ともつながる。2015年の安保法制で各メディアはあれだけ安保政権を批判したにもかかわらず、政権の支持率はまったく落ちなかった。リベラルメディアが反安倍を掲げるSEALDs(シールズ)(自由と民主主義のための学生緊急行動)などを「若者の代表」とやたらと持ち上げていたが、2016年の参議院選挙では若者のほうが自民党に投票する割合が高かったことも話題となった。 . . . 本文を読む
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人を叱咤激励するカーッ――松原泰道禅師

「喝」とは、よく「一喝(いっかつ)食(く)らったなどと言いますが、大声で叫ぶことです。この喝は中国唐代の臨済禅師の言葉として大変名高いもので、『臨済録』にもしばしば「師、すなわち喝す」(師はカーッと一喝した)とあります。しかし「喝」は、ただ大声で叫ぶことでなく、人を叱咤激励するというのが、本来の意味です。修行者を叱咤激励するのが「喝」なのです。 . . . 本文を読む
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朝鮮からやってきた知識人――西尾幹二教授

以上の所説もまた、縄文農耕が近年事実として判明した情勢の変化に応じた「推論」であり、渡来人の役割の大幅な制限も「仮説」のひとつであることに変わりはない。私は古い時代についてはどんなケースでも断定を避けなくてはならないと考える。しかるにこの方面の学者のもの言いには、つねづね納得のいかぬ傾向があるのを遺憾に思っている。 . . . 本文を読む
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