電脳筆写『 心超臨界 』

ひらめきを与えるのは解答ではなく質問である
( ウジェーヌ・イヨネスコ )

黄河決壊事件の概要――西尾幹二

2024-05-31 | 04-歴史・文化・社会
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盧溝橋事件をきっかけにして1937年(昭和12年)に日本とシナのあいだで戦争が勃発、翌38年、日本軍は大陸の真ん中をどんどん進軍して行きます。河南省の中心である開封(かいほう)という街を占領。つぎの鄭州(ていしゅう)という町へ向かいます。そうなると、国民党政府にとって重要な都市である武漢(ぶかん)が危うくなる。蒋介石はどうしたか? なんと黄河の堤防を決壊して洪水を引き起こしたのです。


◆黄河決壊事件の概要

『GHQ焚書図書開封5』
( 西尾幹二、 徳間書店 (2015/2/6)、p418 )

以上に見てきたようなシナ人の特性、つまり「嘘つき」とか「多面性」、「利己主義」とか「出世欲」……といった彼らの特徴はとてつもない社会的事件や犯罪につながることがあります。

シナ事変の最中、黄河決壊という有名な事件が起こっています。

盧溝橋事件をきっかけにして1937年(昭和12年)に日本とシナのあいだで戦争が勃発、翌38年、日本軍は大陸の真ん中をどんどん進軍して行きます。河南省の中心である開封(かいほう)という街を占領。つぎの鄭州(ていしゅう)という町へ向かいます。そうなると、国民党政府にとって重要な都市である武漢(ぶかん)が危うくなる。蒋介石はどうしたか? なんと黄河の堤防を決壊して洪水を引き起こしたのです。

黄河を決壊させて日本軍の進撃を阻止しようとしたのですが、日本のちょっとした川ではなく大黄河ですから、とんでもない氾濫が起こりました。

商震(しょうしん)という将軍は蒋介石から、「日本軍の背後を突くかたちで黄河の堤防を爆破せよ」という指令を受けます。商震が自分と同じ国民党軍の兵隊たちの撤退が終わるまで待っていると、蒋介石から「まだやらないのか」「まだか?」と、何度も問い合わせがきたそうです。

1938年6月9日、商震はついに花園口(かえんこう)というところで堤防を爆破しました。水が津波のごとく流れ出し、水没したのは11の都市と4千の村、水死者はなんと百万人を数え、被害者は6百万人と言われています。

さらに11日にももう1か所決壊させたといいますから、とてつもない大災害でした。

今度の東日本大震災よりもはるかに大きな災害です。天災ではなく、蒋介石の軍事的作戦によってもたらされたのです。自国民を塗炭(とたん)の苦しみにおとしいれてでも、自分の利益のために行動した蒋介石。これがシナ人の正体であると、大惨事が暴き出しています。

このとき日本軍に犠牲者はひとりも出なかったそうです。シナの住民と共同で防水作業に入っています。飛行機を出し、たくさんの土嚢をパラシュートで投下して援助を惜しみませんでした。ところが、住民といっしょになって土嚢を積んだり防水対策を行ったりしていると、シナ兵が狙撃してくる。そんなとんでもないことさえあったそうですが、日本軍によって救助された避難民は数万に達したといわれています。

そんなひどいことをしておいて、蒋介石軍は「黄河の決壊は日本軍の仕業(しわざ)である」と、嘘の発表をした。各国のメディアもいろんな報道をします。「シナ側の発表はデマである」と正しく報じてくれたメディアもあれば、蒋介石の発表に乗せられてデマを報じた国もあるようです。
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