§6-2 真正保守が追放され反日左翼と似非(えせ)保守だらけになった日本
◆小泉純一郎首相が「慰安婦」に宛てた詫び状
私が「売春婦は戦後の日本にもベトナムにもいた。なぜ、日本軍の慰安婦だけを問題にするのか」などと執拗(しつよう)に追求すると、「我々には2007年の下院決議がある」。そして、「慰安婦に対して日本が関与していたのは日本も認めていますよ。起きてしまったことは認めましょう」と、クー氏のスタッフがそっと私に差し出したのが、ワシントンの日本大使館のホームページから探し出したという小泉純一郎首相が「慰安婦」に宛てた詫び状(2001年)だった。
◇小泉純一郎の「詫び状」
アメリカに続々建設「慰安婦碑」に突撃!/山際澄夫・ジャーナリスト
(『WiLL』2012年8月号、ワック出版、p108 )
クー氏は「日本からたくさん反対の手紙がきている。文の内容は四種類ぐらいだ」と、紐で縛った抗議文をどさっと私の前に置いてこう語った。
「私はこの地区の代表として議員をやっている。特別の民族を攻撃するつもりはない。もちろん、日本を攻撃したいとかではない。ただ、歴史を繰り返してはいけないと思っている。起こったことを記憶しておくだけだ。歴史を記憶に留めたいというだけだ。あなたはホロコーストと違うと言うが、20万人の女性が悩んでいたのは事実だ」
そこで、なぜ強制があったと信じているのか聞くと、シンポジウムで元「慰安婦」が彼に直接、証言したからだという。「慰安婦」は自称がほとんどだ。その証言には何の根拠もない。しかし、ここでは証言はすべて真実として扱われているのである。私が「売春婦は戦後の日本にもベトナムにもいた。なぜ、日本軍の慰安婦だけを問題にするのか」などと執拗(しつよう)に追求すると、「我々には2007年の下院決議がある」。
そして、「慰安婦に対して日本が関与していたのは日本も認めていますよ。起きてしまったことは認めましょう」と、クー氏のスタッフがそっと私に差し出したのが、ワシントンの日本大使館のホームページから探し出したという小泉純一郎首相が「慰安婦」に宛てた詫び状(2001年)だった。
詫び状は、「女性のためのアジア平和国民基金」が元「慰安婦」に償い金を出すにあたって首相が手紙をつけたもので、こう書かれている。
〈いわゆる従軍慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題でございました。
私は、日本国の内閣総理大臣として改めて、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを申し上げます。我々は、過去の重みからも未来への責任からも逃げるわけにはまいりません〉
私は、味方に背中から撃たれた気持ちになった。たしかに非難されるべき蛮行であることは日本自身が認めている。日本が過去に積み上げてきた談話や発言が逆手にとられているのである。
マイク・ホンダ議員がかつて来日して強調したのも、「慰安婦」が「強制」だったことは日本政府も河野談話で認めているということだった。
◆小泉純一郎首相が「慰安婦」に宛てた詫び状
私が「売春婦は戦後の日本にもベトナムにもいた。なぜ、日本軍の慰安婦だけを問題にするのか」などと執拗(しつよう)に追求すると、「我々には2007年の下院決議がある」。そして、「慰安婦に対して日本が関与していたのは日本も認めていますよ。起きてしまったことは認めましょう」と、クー氏のスタッフがそっと私に差し出したのが、ワシントンの日本大使館のホームページから探し出したという小泉純一郎首相が「慰安婦」に宛てた詫び状(2001年)だった。
◇小泉純一郎の「詫び状」
アメリカに続々建設「慰安婦碑」に突撃!/山際澄夫・ジャーナリスト
(『WiLL』2012年8月号、ワック出版、p108 )
クー氏は「日本からたくさん反対の手紙がきている。文の内容は四種類ぐらいだ」と、紐で縛った抗議文をどさっと私の前に置いてこう語った。
「私はこの地区の代表として議員をやっている。特別の民族を攻撃するつもりはない。もちろん、日本を攻撃したいとかではない。ただ、歴史を繰り返してはいけないと思っている。起こったことを記憶しておくだけだ。歴史を記憶に留めたいというだけだ。あなたはホロコーストと違うと言うが、20万人の女性が悩んでいたのは事実だ」
そこで、なぜ強制があったと信じているのか聞くと、シンポジウムで元「慰安婦」が彼に直接、証言したからだという。「慰安婦」は自称がほとんどだ。その証言には何の根拠もない。しかし、ここでは証言はすべて真実として扱われているのである。私が「売春婦は戦後の日本にもベトナムにもいた。なぜ、日本軍の慰安婦だけを問題にするのか」などと執拗(しつよう)に追求すると、「我々には2007年の下院決議がある」。
そして、「慰安婦に対して日本が関与していたのは日本も認めていますよ。起きてしまったことは認めましょう」と、クー氏のスタッフがそっと私に差し出したのが、ワシントンの日本大使館のホームページから探し出したという小泉純一郎首相が「慰安婦」に宛てた詫び状(2001年)だった。
詫び状は、「女性のためのアジア平和国民基金」が元「慰安婦」に償い金を出すにあたって首相が手紙をつけたもので、こう書かれている。
〈いわゆる従軍慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題でございました。
私は、日本国の内閣総理大臣として改めて、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを申し上げます。我々は、過去の重みからも未来への責任からも逃げるわけにはまいりません〉
私は、味方に背中から撃たれた気持ちになった。たしかに非難されるべき蛮行であることは日本自身が認めている。日本が過去に積み上げてきた談話や発言が逆手にとられているのである。
マイク・ホンダ議員がかつて来日して強調したのも、「慰安婦」が「強制」だったことは日本政府も河野談話で認めているということだった。