電脳筆写『 心超臨界 』

忍耐は力だ! 忍耐の時が過ぎれば
桑の葉がやがてシルクのガウンになる
( 中国のことわざ )

全身がしびれるような発見だった!――フランク・ベトガー

2024-03-02 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
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何年も前のことだが、私が保険業界に飛び込んだばかりのころ、私は仕事に対して限りない熱情を持っていた。ことろが、ある事が起こった。私は落胆のあまり、自分の仕事に愛想をつかし、転業しようかとも考えた。ある日曜の朝、悩みの根源を突き止めてみようという考えが胸に浮かばなかったら、たぶん商売を変えていたにちがいない。


◆全身がしびれるような発見だった!

「道は開ける」
( デール・カーネギー、創元社、p86 )

私の友人で、米国保険業界の大立者であるフランク・ベトガーも、同じような方法で仕事上の悩みを解消し、収入を2倍に増したと言っている。

「何年も前のことだが、私が保険業界に飛び込んだばかりのころ、私は仕事に対して限りない熱情を持っていた。ことろが、ある事が起こった。私は落胆のあまり、自分の仕事に愛想をつかし、転業しようかとも考えた。ある日曜の朝、悩みの根源を突き止めてみようという考えが胸に浮かばなかったら、たぶん商売を変えていたにちがいない。

一、私はまず自問した。《いったい何が問題なのだろう?》問題は、足を棒のようにして歩きまわっているのに、収入がそれに伴わないということだった。自分でも話を進めて行く段階では手ぎわよくやっていると思うのだが、契約を取りつけるまでには至らないのだ。お客たちはきまって、『じゃあ、ひとつ考えてみますよ、ベトガーさん。ついでがあったら、また寄ってみてください』と言うのだ。いや気がさしてきたのも、このようなむだ足を運ぶことが多くなったからだ。

ニ、自分に向かって言った。《何か解決策はないだろうか?》けれども、この答えを出すためにはもっと事実を知る必要があった。私は自分の過去1年間の記録を取り出して、その数字を迫ってみた。

全身がしびれるような発見だった! そこに厳然と示されていたのは、契約のうちの7割は初対面のお客と成立させたという事実だった! 2回目に会って成約にこぎつけたものは23パーセントだった。3回、4回、5回と私が神経をすりつぶし、時間をかけたあげくに成約へとこぎつけたものは、たったの7パーセントにすぎなかった。言い換えると、成約のうちわずか7パーセントを占めるにすぎない仕事のために、勤務時間の大半を無駄使いしていたわけだった。

三、どう対処すべきだろうか? 答えは明らかだった。すぐさま、訪問は2回までとすることにして、浮いた時間を新しいお客をつかむために使った。その結果は、予想をはるかに超えたものだった。ほどなくして、私の顧客訪問1回当たりの成約金額は倍増した」。

すでに述べたように、フランク・ベトガーは米国保険業界における敏腕セールスマンである。けれども、彼ですら一度は転業しそうになったのだ。彼はまさに失敗の寸前まで行った――そして、問題を分析したおかげで成功への道を見つけたのであった。
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