ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

目立つ存在

2011-05-10 09:27:00 | 身辺雑事

「goo news」に面白い記事が載っていました。

いわく、「就業時間中にノンアルコールビールは飲んでもいいか?」についての議論です。

確かに以前のノンアルコールビールは、微量とはいえ、アルコール分を0にすることはできませんでしたので、これは議論の余地なくアウト。

しかし、今のノンアルコールビールはアルコール分0.00%をうたい文句にしていますので、文字通り「清涼飲料水」の分野。

これは法律的には飲んでもOKということになるそうです。

しかし、多くの方の意見は、「紛らわしい行為はやめるべきだ。」というものでした。

その理由というのは、「ノンアルコールとはいえ、缶のデザインはホンモノのビールと似ているし、何せ“○○ビール”という名前であるならそれはやはりやめておくべき。」というまさに見た目的な紛らわしさからアウトという意見から、

「そもそもノンアルコールビールは、本当ならビールを飲みたいけれど、今日はドライバーだから飲めない、というような人のために開発されたもののはず。であれば、職場でノンアルコールビールを飲んでいたとしたら、『おまえは今、ビールを飲みたい気分だったのか?』と思われても仕方がない。だからやめるべき。」という精神面におけるものまでさまざまでした。

私が大勢の人の働く会社に勤めている従業員だったとしても、やはりやめておくと思います。(そもそもそれほどまでにして飲みたくもないし)

けれど、私はこの「紛らわしい行為はやめるべき」という言い回しが大嫌いなんです。

だから、もし私が若かったら、それに対する反発からわざと飲むかもしれない、と思いました。

そもそも「紛らわしい」かどうか、というのはその行為を目撃した人のほうに起こる心理です。

この場合でいくとノンアルコールビールを飲んでいる当の本人は、何も「私はビールを飲んでいる、と間違われるかもしれない。」とか「間違われたい。」などと思って飲んでいるわけではありません。

デザインが本当のビールに似ているから、なんてことはビール会社のデザイン室に言ってくれ、ってなことじゃないですか。

だったら、目撃した人が、見間違えないように注意深く見ればいいだけじゃないのぉ。

自分が見間違えそうになったという「紛らわしさ」を飲んでいる人のせいになんかしなくても。

「俺が見間違えそうになるものは皆、世の中から排除してくれたまえ。」なんていうのは横暴な話でしょう。

そんなことを言い出したらきりがありません。

そう思うから若い私なら「わざと飲んでやるぅ。」としたかもしれないですね。

こういうのって、もし5人が同じ場所で同じようにノンアルコールビールを飲んでいたとしても、その中で目立つ人、っていうのがいるんですよねぇ。

わたし、それでした・・・

だから、たいていの場合は槍玉にあがって叱られてました。

それを今、思い出しました。


小学生の頃、スカートめくりが流行った時期がありました。

私の小さい頃は、女の子は冬になるとスカートの下に毛糸のパンツをはいていまして、スカートめくりをした男子が、「おい、あいつは今日はさくらんぼがついてる赤のパンツだったぞ。」なんてことを仲間に吹聴するわけです。

今にして思うと、毛糸のパンツが見えたってそれがどうした、ってなもんですが、その頃は「きゃーっつ!」と一大事のようにスカートを押さえてはうずくまっていました。


そんな男子にやられてばかりではいけない、と立ち上がった女子が、「パンツおろし」を始めました。

皆で寄ってたかって、これぞと決めた男子のズボンをおろしてしまうんです。

男子も抵抗しますから、その抵抗によってかえって一緒に下着のパンツまでおろしてしまったこともありました。

そうしたら、担任の先生の堪忍袋の緒が切れました。

そんなことを黙認していたら、これは犯罪にあたるんだぞ、ということを知らしめたかったのでしょう。

こっぴどく叱られました。

「誰だ! やったものとやれ、とけしかけたものは前に出なさい。」と言われました。

そう考えてみると、私は実際に手を下してもいないし、けしかけたわけでもない。へらへらと皆がやっているのを見て笑っていただけでした。

だから、前に出ませんでした。

そうすると、先生は私が主謀者でないことを意外に感じたらしく、「ほんとに森(私の旧姓です。)はやっていないのか?」とクラス全員に確かめました。

おいおい、そりゃあないだろー。

でもこのときは、あれ? そういえば、私ってば今回は単なる傍観者だったんだなぁ、ということに自分自身が驚いていたくらいですから、まぁ、担任にそんな扱いを受けても別に腹もたちませんでした。

腹がたったことと言えば。

前の会社に勤めていたときのことです。

お正月が過ぎて、その年の初出勤の日というのは、取引先の方々が新年を祝うお酒の一升瓶を片手に挨拶にみえる日でした。

そして、礼儀としてそのお酒はいらっしゃった取引先の方々の目の前であけて、みんなで乾杯をするというのがうちの会社のしきたりでした。

乾杯のお酒を飲み干す人もいれば、形式だけの人もいましたが、いわばこの日だけは出勤しながらも飲酒が黙認されているような日だったわけです。

さて、この日のお昼休憩。

外に食べに出た我が課の数人のうちのひとりが、「どうせもう飲んでるんだから、外でも飲んだって同じことだろう。」と言い出しました。

その言いだしっぺがその外食のメンバーのなかでは一番役職が上の男性でした。

私たち女子はそれにまたつきあい、お昼からビールで乾杯しました。


すると、その様子をどなたか役員の方が見ていたらしいのです。

部長に呼び出されたのは私ひとりでした。

「お前、昼飯のときにビール飲んでたらしいな。」とキツイ目で言われ、

「は? 飲みましたよ。私だけじゃないですけどね。」と言うと、キツイ目が一瞬にしてふだんの目つきに変わりました。

どうやら私がひとりだけで飲んでいた、というように情報としては伝わっていたらしいのです。

んなわけゃないでしょーよ。

風船がしぼんだようになった部長は、「あ、そう。席に戻ってよし。」と言いました。

そりゃま、部長としては順序として平社員の女性約1名、乾杯の飲酒につきあっただけ、という人間よりはビールを最初に発注した役職が上の人のほうをただすのが先だと思ったのでしょう。

それから私は何も言われませんでしたが、もし更に詰め寄られていたならば、「取引先が持ってきた一升瓶をあおるのはよくて、ランチのビールはいけない、ってのは解せません。」とか食って掛かっていたかもしれません。

それにしても役員のどなたが平社員である私の顔なぞをなぜ知っていたかはわかりませんが、ビールを飲んでいた何人もをそこで見かけ、その何人もの中からなぜ私しか目に入らなかったのか、ということが不思議でした。

役員レベルのかけ離れた人に個人的にうらみを買うようなことをしてはいないはずですから、どうしてだかそういうところで私だけが目立ってしまうのでしょうね。

どうしてなんでしょう? 謎です・・・

それは自分で推測するに、「文句つけるつもりのあるヤツがいたら、どうぞ、つけてみろ。こっちはこっちで言い分があるんだ。」というような開き直った態度を私がしているからではないでしょうか。

最初のノンアルコールビールの話だったら、多分、「『紛らわしい行為』って何のことです? それ、私が言われなきゃいけないことでしょうか? 私は間違えやすいように、なんてことはしてませんけど。」と突っかかる。

このときも「私は役職の上の人が飲もう、と持ちかけるからそれに合わせて飲んだだけですよ。」と内心思っていたはずなので、そういった開き直りがどこか見た人にカチンとこさせて、「あいつだけは許すまい。」と一等はじめに名前があがるような損な役回りを知らず知らずのうちに自分から買って出ているんでしょうね。


街を「どうした。文句あるヤツがいるなら出て来い。」と言わんばかりの肩で風切って歩いているチンピラと同じです。

そりゃ目立つだろうけど、決して良い目立ち方ではなかったはず。

タチ悪かったなぁ・・・ むかしのわたし・・・


しかし、それでも「紛らわしい行為」という言い方、やっぱり嫌いです。(きっぱり)




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