ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

別れる? 別れない?

2011-05-02 09:14:00 | 身辺雑事

私の友人で離婚をしようか、しまいか悩んでいる人がいます。

彼女は長年、夫の浮気に悩まされてきました。

いくら雄という生き物は自分の子孫を数多く残すようにDNAが組み込まれているからといって、確かによくもまぁそれだけ次々と・・・というほど、それはもう病気のようでした。

あまりに頻繁なので、彼女ももう驚かなくなっていて、「あ、そう。」ぐらいの感じだったので、もうあれは病気だ、と割り切っていて、傷つかなくなったのかな、と思っていた矢先でした。

「また、新しい浮気が発覚してね。この前、口論になったの。」

彼女はため息をつきながら言いました。

もう神経がもたない、と離婚話までもつれこんだそうな。

やっぱり・・・ そりゃあ、いくら籐が立ったような長年の夫婦生活の果てとはいえ傷つかないわけないよね。

「で、もう条件面の話になって、それを先月末までに夫側から提示するはずだったのよ。」と彼女。「でも、一向に出してこないの。」

私は言いました。

「あなたの旦那さん、離婚する気なんて無いと思うよ。」

え?と一瞬彼女は鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしましたが、すぐに落ち着いて、「やっぱり、そうなのかなぁ。」と言いました。


私が彼女にそう言った理由とは、残念ながらそれだけ浮気をしながらも一番愛しているのはあなただからよ、ということからではありません。

そもそも浮気をする男が、こっちが一番、あっちは二番とか優劣をつけているとは思えません。

どっちが一番だろうが、二番だろうが付き合っていく分にはそんなこと関係ない話でしょうし、もう少し分別のある男であれば、自分の方からこっちが一番であっちが二番とか順列をつけられる立場になんてないことはじゅうじゅう承知の上でしょうし。

では私が彼女にそう言った理由というのが何なのか、と言うと、男という生き物は離婚すると自分を見失ってしまうと思っているんじゃないか、と思うんです。

冒頭の彼女に限らず、私の周りには哀しいかな、夫婦関係がこじれてしまっているカップルというのは山ほどいます。

話を聞いていると、なんで、そうまでしてまだ婚姻関係を続けているの?と言いたくなるような関係というのも掃いて捨てるほどあります。

それが男性の側の浮気が問題であった場合、離婚に至るケースというのは妻側の方が完全に愛も冷め、未練もなく、意地も捨てた、という、つまりないない尽くしのきれいさっぱりお片づけを望んだ場合だけです。

妻側にまだ修復の余地があるかな、と思っているのであればまず絶対と言ってもいいほど離婚はしませんね。

男性側には妻にまったく愛も思いやりも残っていないとしても。

男のほうから離婚を言い出した、という例を私の周りでは聞きません。(もちろん、世間には例外もある、ということはじゅうじゅうに承知していますよ。)

いつも決断を下すのは妻側です。

それがずっと不思議で仕方がありませんでした。

子どものため、とかこじつけたような理由はありますが、どうしようもないほど愛が冷めてしまったのなら、それでも一緒にいるというのは辛すぎるでしょう?というシンプルな考え方をしていましたから。

それが、ここ数年でちょっとわかったような気になっているのが、「男は離婚すると自分を見失ってしまうのではないか?」という仮説なんです。

つまり、どこかに属している、誰かとつながっている、というお墨付きがないと社会で生きていくことができない根無し草になってしまうのが男ではないか、と。

女はそんな社会や法律や紙切れにとらわれなくても、元々が“産む性”なので、「この子と私はつながっている。」「この人と私は元々他人」という区別をすることが感覚的にそなわっているんじゃないでしょうか。

少し前にもどこかに書きましたが、女のほうが男より純粋な“自分”というものがどういうものなのか、どこにあるのか、どこに行きたがっているのか、ということを探求したがる動物なのではないか、と思います。

男はどこかの組織やグループに“属している”ことによってのみ、“自分”を確認するし、それで満足している。

だから、家庭における属するグループがなくなる、というのは自分を見失ってしまうことになる、という恐怖をどこかに抱えていて、そんなことになるくらいなら、どこのグループでもいいから属していたい、と思うんじゃないでしょうかねぇ。

彼女の相談というのは、「夫とはスムースな離婚に関する条件がまとまるものだろうか。」というのをどこかの良い占い師にみてもらいたいのだが、良い人を知らないか?というものだったのですが、私は彼女自身にまだ夫に対する未練を感じていました。

というか、その旦那さんがもし浮気をしない人であれば、彼女は恐いくらいに旦那さんにのめりこむほど実は愛しているのではないか、というぐらいに。

彼女のほうにその気がないかぎり、絶対離婚には発展しない、と思って先記の私の発言となったわけでした。

私は言いました。

「良い占い師さんもいるけれど、まずはあなた自身の奥にひそむ本当の気持ちというものをきちんと把握してからにしてみたらどう? それにはオーラソーマが最適よ。占い師のもとに駆け込むのはそれからでも遅くないと思うけどな。」

彼女には2年前ほどに「今私はオーラソーマっていうものをやっているのよ。」と紹介をかねて、一度コンサルテーションをしてあげたことがあるのです。

で、そのときにだいたいのことは説明した、と思っていました。

だから、それ以降にまた受けたいと思ったら、彼女のほうから言ってくるだろう、と。

もう私のほうから「どう? そろそろまたコンサルテーション受けてみる気はない?」と押し売りのようなことを言うつもりはありませんでした。

でも、こう言ったときの彼女の発言に私のほうが驚いてしまいました。

「え? オーラソーマってそんなこともわかるの?」

え・・・

逆にそんなことぐらいしかわからない、ってぐらいそこなんですけど・・


やっぱり、1回言ったから伝わっている、と思うのはこちらのエゴですね。

オーラソーマでは本当の自分がわかる、潜在意識があらわになる、ってことは何回言ってもいいみたいです・・・




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