フジ水曜夜10時に放送していた「新宿野戦病院」終了しました。タイトルを見た時は「なんじゃそりゃ?」と思ったのですが、内容はかなりチャレンジング。宮藤官九郎のオリジナル脚本による医療ものでしたが、想像を絶する内容でした。
番組サイトによると小池栄子&仲野太賀のダブル主演ということで、確かにこの二人がメインではありましたが病院を舞台に様々な人が登場して、それぞれのキャラクターが活かされてましたから、そこはさすがクドカンだと。
実は初回を見た時は、あまりにもゴテゴテしてるのでかなり引き気味だったのですが、毎回見てるうちに小池栄子の英語や岡山弁も、仲野太賀の大げさなリアクションも快感に変わってきました。あとは橋本愛のキャラも絶妙でしたね。
普通の真面目な医療ものを期待した人はドン引きだったかもしれませんが、私は楽しめました。細かい事、固い事を言わないのが楽しむコツかと思います。ある意味病院が舞台であること、場所が新宿歌舞伎町であることを利用して、クドカンが世の中に対して突き付けたいメッセージを込めたドラマだったかとも思います。
音楽も凄く良かったのですが、担当が本田俊之だったのですね。ふ~む、こちらもさすがの技。
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