12月26日 15時15分 NHKNEWSWEB
多くの人が初詣に訪れる京都市の伏見稲荷大社で、新年を前に、長さが8メートルある大しめ縄の飾りつけが行われました。
京都市伏見区の伏見稲荷大社は商売繁盛の神様として知られ、正月の三が日には毎年、多くの参拝者が訪れます。
26日は新年を前に、神職などおよそ15人が、はしごを使って本殿の正面に大しめ縄を飾りつけました。
大しめ縄は長さ8メートル、重さが60キロほどあり、五穀豊じょうを願って、長さ1メートルほどの稲穂の束がおよそ50本、垂れ下がっているのが特徴です。
神職たちは、最後にゆずり葉や裏白など正月の縁起物を飾りつけていました。
伏見稲荷大社の中井浩志 権禰宜は「本殿のしめ縄を新たにして、気持ちも新たにすがすがしく新年を迎えられます。まだ新型コロナの感染が続くなかではありますが、皆さんが安心してゆっくり年を迎えられたらという気持ちを込めています」と話していました。