12/4(日) 12:53中央社フォーカス台湾
昨年から2年連続でミシュラン1つ星を獲得した「富錦樹台菜香檳」監修の料理
赤ちょうちんがあしらわれ、観光スポットを紹介する立て看板なども設置された車内
魯肉飯（ルーローハン）を作っているシェフら
西武鉄道は3日、台湾料理を提供する全席レストラン車両「52席の至福×台湾好吃（ハウチ）トレイン」を運行した。昨年から2年連続でミシュランガイド1つ星を獲得した「富錦樹台菜香檳（フージンツリー）」が料理を監修。乗客の男性は、台湾に行きたい気持ちがより強くなったと話した。
列車は昼と夜の2回、いずれも西武新宿駅発着、本川越経由で運行。角煮や魯肉飯（ルーローハン）などの料理が提供された他、台湾産と日本産のウイスキー飲み比べセットも販売された。
妻と一緒に参加した男性は、列車で台湾料理を味わうのはぜいたくな気持ちになれると喜んだ。次に訪台する際には、フージンツリーの本店をぜひ訪れたいとも語った。
今回の企画には、交通部（交通省）観光局東京事務所が協力。車内には赤ちょうちんがあしらわれ、観光スポットを紹介する立て看板なども設置された。
同事務所の鄭憶萍所長は、台湾では10日、水際対策のさらなる緩和で入国者数の上限が撤廃されることに言及。日本では年末年始、台湾では旧正月（春節）に連休が控えていることから、観光往来の再開が本格化することに期待を寄せた。
