半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

あっという間に6月です

2021年06月02日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

あっという間に6月です。

余談ですが今年の春に初めて「ワンピース」というマンガを子ども達が読み始め、はまっています。それに連れられて私も読んでいるのですが、なにせ90巻以上あるので読むのが大変でも面白いですね~。


 そして私は春から中1の子ども達に英語のお勉強会を始めました。4人の新中1生に話を聞いたら全員が「英語は嫌い」というところから始まっているので、まずは楽しい、と思ってもらう事、それから「わかる」になるよう、最新の学習法と自分の考えをミックスさせながら、毎週1時間のために準備に5時間ぐらいかけています。

 今は小学校でも英語の授業があるのですが、わけがわからないまま英語で応答させられるので、「良くわからないことをやらされている」となり、嫌いになっているようです。

 しかも中学校でも同じ流れで、なんと板書をノートに書き写すという時間が無いのです。例えば「Do you like~?.」はどういった基本構造なのかを教える事に時間を割かないので、良くわからないまま授業が進んでいるのです。

 まあ、そんな英語を楽しく効率よく学べるよう知恵を絞っていたら、5月もいつの間にか終わりです(^_^;)
 
 さて、先週の土曜日は『食と命の教室』で、油用にゴマ・ヒマワリの種を蒔き、また、菜種の刈り取りもました。

 日本はもともとは菜種油文化だったのですが、大豆やコーンなど色々な原料を混ぜて絞った油のドロドロ成分を化学処理で分離してサラサラしている「サラダ油」が開発され、主流となりました。

 ただ問題は原料が遺伝子組み換えであること、また、大豆などは普通に圧搾しても油が出ないのでヘキサン抽出といった化学薬品で溶かすこと。化学薬品が微量ながら残っているわけで、農薬と同じで健康に害が無いと実証されているのですが、体が弱い人は体に症状が出る人もいるわけですね。「そんな油は食いたくない」と、教室長で農家の髙柳さんは油用に色々栽培をしています。

 菜種は11月に種を蒔き今が刈り時です。乾燥させ、脱穀し、ゴミを取り除いて水分11%以下に乾燥させてから「圧搾→不純物の沈殿→濾過」をすることでようやく油になります。

 これが本当に大変なのです

 やってみればわかりますが、500㎜ℓ2000円ぐらいでも「売りたくない」と思っちゃいますよ。

 また、ヒマワリ、ゴマは今が蒔き時で9月が刈り取り時期。同様に脱穀、乾燥をさせて圧搾します。化学抽出をしている油は200℃ぐらいの高温処理をしていますが、生圧搾油はとてもきれいな色をしていて見るだけで美しいんですよ~

 もし、ヒマワリを最低20本育てられる場所があり、乾燥させられるビニールハウスなどがある方は、今ならヒマワリ油作りの仲間になれますのでご相談下さい

 そういえば、菜種の刈り取りをしていたら、キジの巣と卵があったのです残念ながら巣は崩壊し卵も死んでいる状態。普通、キジは草刈り機が近づいてきても逃げずに卵を守るのですが、髙柳さんいわく「親鳥が蛇かハクビシンか何かに襲われたんだろうな。それで巣も放棄されちゃったんだろうな」とのこと。厳しいですがこれも自然ですよね。

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