半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

キジにやられちゃったのよね

2020年11月08日 | 農的体験・生活

秋です

今の時期は一番はサツマイモ掘り

しかし、今年の一部はこんな感じでした

何がどうなっちゃっているのか、といいますと、今まではハクビシンなど何か獣が食べているか、ネズミがかじったのかな~、と思っていたのですが、なんとキジが原因とわかったのです

今年の夏も瓜をかじられていて、また完熟する前のまだちょっと赤くなりはじめた頃で甘く無いスイカも食われていた事がありまして、「トウモロコシを食うハクビシンとかは一番美味しい時に食うし、カラスもスイカを食うのは美味しい時だしな~?」と思っていたら、通りがかりの農家さんが「それはキジだよ」と教えてくれたのです。

「えっ、キジって瓜とか甘くなくても食べるんですか?」と聞くと、「そうだよ。まあ、あっちの畑のあいつは、『キジはそんなことしない、カラスのせいだ』と言っているけど、キジなんだよ」とのことでした。

そして、数日前、サツマイモ農家さんと話していたら「サツマイモの上の方がかじられていた、それはキジだよ。土の上から少しでも見えているとやられちまうぞ」と教えてくれたのです。

なんと、今回もキジか

ということで、今まで「何の獣なんだろう?」と思っていたのが、ようやくわかったのです。

ネズミはどちらかというとモグラが掘った穴を通ってかじる事があるのですが、まあ、これほど酷くないのです。

この畑は春から夏にかけては人間よりキジを見ることが多く、まあキジが住んでいる山の斜面の真横にあるということもあり、キジからみれば「えさ場」なんでしょうね。

 

良く考えると、私はサツマイモの畝を2年使っているので、1年目のものはビニールマルチで覆われているのですが、2年目のものは1年前に破って収穫をした後にまた植えているので、芋がビニールに覆われていないまま育っているのです。

だから、1年目の方ができが悪い、よくかじられる、と思っていたのは、ようはビニールに覆われていなかったから、キジが余裕でつついて食っていた、ということだったのです

むむむ~。

ということは、来年はちょっとそのあたりの対策をせねば。

 

その他、畑では冬野菜が成育中ですが、今年は春菊の生育が芳しくありません

プロの農家さんも失敗する方も出ているぐらいで、9月の悪天候続きが原因でしょう。

路地の春菊は11月1週目から出し始めて末頃に霜が降りて終わり、というのが通常なので、この時点で育っていないのはなかなかの痛手です

生育促進と霜よけを兼ねて、もうこの段階から不織布をかけて保温して、少しでも育ってくれるように手を打ちました。

一方、今、順調なのはインゲンとニラ。

特にニラは馬鹿みたいに増えてしまって食い切れません

というか、もう8年ぐらい作っていて、分球して混み合って細めの葉が重なっている感じになっているので、昨年、一部を植え替えたのですが、やりきれないんですね。

多少は販売していますが、もう種ごと売ってしまおうか、とも思っています

あとは夏野菜の後片付けですが、ミニトマトがいつの間にかこぼれ種で発芽して生育したようで、今はこんな雑草のようにモジャモジャになって育っています

もう何がなんだかわからない感じですが、原産地のアンデスでは、こんな感じらしいですよ。

赤しそも種になり、雀の巣窟になっているので全部刈り倒しました。

毎年、こぼれ種で自生している雑草のような感じで梅干しに使わせて頂いています。

今年は梅雨のせいかむちゃくちゃ大きく育ったので、来年もばっちり沢山の芽を出すことでしょう

 

その他、夏野菜の空心菜も花が咲き始めていたので刈り倒しました。

そして、来春収穫のスナップエンドウも蒔き追えたので、あとは残りわずかのサツマイモを収穫し追えたら、今年の畑もほぼ終わりです。

畑がある生活というのは、まさにプチ自給の生活で、消費者から生活者へもどる一歩です。

ほんと、畑さんに感謝、やらせて頂けている事に感謝です

 

コメント
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