半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

地球温暖化のこと

2016年02月04日 | 自分の時間
局所的気候変動が大きくなってきて、あるところは大干ばつだけどあるところは大雨、というのが日常的に置きる時代になってきましたよね。



アメリカとかオーストラリアのように大陸では、東部が大雨なのに西部は干ばつ、なんていうことが普通に起きています。

そして日本もここ数年前から同様に、局所的な豪雨が起こるようになってきました。

そんなことを思っているときに、ちょっと前に見た「地球温暖化」のテレビのお話はなかなか面白かったです。



温暖化が叫ばれて久しいですが、急激な温度上昇が無く、生物に急激な生活環境を起こすほどの大変化が起きずに何とか温度の微増で済んでいるのは、まだ「海水の温度が全面的に上がっていないから」だそうです。


海水はその上を通る空気の流れや温度にも多大な影響を与えます。


水は温度の変動が少なく、ある意味、安定しているので、地球の気候変動をゆるかにする機能があり、温暖化が今のペースで保たれているのも、海水のおかげだとも言われています。


ただ、今、深海3,000メートルの温度が急激に上昇してきているそうです。


まだ、3,000メートルなので大きな影響は表には出ていないそうですが、海面の方も温度が上昇してきたとき、偏西風の温度も上がり、大きな影響が出るといわれています。


それがいつなのか?どういった影響を与えるのか?はまだまだわからないそうなのですが、想像するだけで恐ろしいですね


ただ、ひとつの希望もテレビの中で示されていました。


1,7万年前に、5年で地球の気温が5℃も上がったことがあったというのがわかったそうです。


それでも生物は生きながらえ、今に繋がっています。


以前、デビッド・スズキ氏が語った「人間が思っているほど、人間は自然のことをわかっていない」という言葉が思い出されます。


カナダのことですが、毎年、ある川で100万を超える鮭が遡上をしてきていたのですが、公害などで数が激減してしまったそうです。

環境運動家など様々な活動の結果、公害がかなり抑えられてきたものの、もはや生物学的には鮭が復活するのはなく、このまま絶滅するしかないというほど数が激減してしまい、みな悲観的に現実を見ていたそうです。

ところが、ある年、突然、過去最大数の鮭の遡上があったそうです。


その突然の復活は、科学的にどうして起きたのかはわからなかったそうです。


ただ、デヴィット・スズキ氏は「人間は、人間が思っているほど自然界のことをまだまだわかっていない」ということを発見したそうです。


自分達が思う以上に自然の懐は深く大きく、まだまだ希望が持てた、という話でした。

急激な気候変動は、人間の人工的な生活には多大な影響を与えるでしょうが、野性にとっては、例えば海イグアナと陸イグアナのハイブリッド種が短期間で誕生したりと、環境適応している姿も見られます。


地球上の全家庭に洗濯機が普通に導入されている生活が実現する生活レベルで、地球は崩壊すると言われています。


そんなこと、先進国の私達からみれば想像できませんが、それでもここまでやってきてしまったのですから、何とか、子孫が豊かに生きていけるよう、子孫からの前借りを少しでも減らしていきたいものですね。


・・・あと、この前聞いたニュースで「あと50年で、海に漂っているプラスティックゴミの数が、魚の数を超える」というのがありました。


ピースボートに乗っているとき、海洋ルールで船はゴミを海に投棄してよい、というのがあるらしいのですが、同乗していた英語の先生であり生物学者の1人が船で1人反対運動をしていました。


確かに、ポイポイとゴミは捨てられ、船の後ろにはたくさんのゴミが流れていた風景を思い出します。。。


世界から色々集めることで、燃料も使い、ゴミも捨てます。


日本は島国なのだからこそ、国土で出来るだけすべてのものをまかなる、そんな精神が育っていくことが大切なんだな~と思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ