半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

初の授業参観♪

2013年04月20日 | 素敵な空間・イベント
今日は初の小学校の授業参観でした

入学式の際には一抹の不安が募りましたが、始まった給食を毎日楽しみに行き始めた我が子。

入学してまだまだ慣れていない状態ですぐに授業参観とは、生徒だけでなく先生も大変だとは思いながら教室へ

中に入ると壁には子供たちの「好きなもの」の絵がいろいろ貼っていました。
食べ物や猫やらいろいろありましたが、我が子の絵は「幼稚園の運動会に、パパ、ママ、弟、おばあちゃんが応援している絵」でした。

家族の姿をいつも描く我が子にはいつも嬉しく感動させられます

さて、授業はというと、これがすごい授業でした

すごいというのは、「さすがベテランの先生」と言える授業だったのです。

1人1人の子供たちを授業に集中させようと目配りしながら、優しい言葉使いながらも、背筋も正すように促し、話を聞き逃さないようにさせる、すごい技術と集中力が保たれている授業でした。

学校教育においてここまでやりきる我が子の担任の先生は、おそらくかなりハイクラスなんだろうな~、と。

あれだけ集中力を持続させたら子供たちも疲れるだろうけど、先生はもっと疲れるんだろうな~、と思いました。あの芸当は私にはとても出来ない

本当に凄い先生だな~、と感服しました。


一方で、多少気になったことは、「答え」があって、わからなければ「答え」を教えて言わせるようにしていること、また歌の時間は幼稚園のお遊戯と違って、各自の席のところで直立不動で立って歌うというものでした。

今の学校制度の中では無理なのでしょうし、先生はそういった制度の中ではかなり集中して頑張れるように工夫を盛り込んでいたので、先生の授業内容には全く異存はありません。本当に凄い授業だな~と感服しています。

その上で、現在の学校教育の考え方を初めて体験できた場にもなりました。

シュタイナーや今の子供の状態をつぶさに観てみると、やっぱり歌っているときは体を動かしたい時期です。それは、心も体もまだまだ同じ年頃だから。

だから、国語の教材のお話の中についても、特に教科書の答えでなくて自分でイメージしたことに浸ってもよい年頃だと思いますし、まだまだ歌を歌うときは体も動かすお遊戯で良いと思います。

しかし、日本は昔から5歳ぐらいで寺子屋で正座をして孔子を読むなど、本当に勤勉な日本人を作り上げる教育システムがありました。

だから日本人は世界に類を見ない勤勉さ、真面目さ、集中力、規律正しい行動ができるのだと思います。

小学校に入ったらその「世界に通じる日本人の規律正しさを指導する教育」が始まるのは歴史的に当然といえば当然。
一方で、親として「子供らしさをもっともっと堪能して欲しいな~」という思いもあります。

この2つをどう折り合いをつけていくか?

学校は学校としての機能をきちんと果たそうと努力をしている。

親は学校と子供の心と体の成長具合のバランスを見ながら、きちんとケアをしていくのが今の時期は大切なんだと思います。


ちなみに休み時間は6年生のお兄ちゃん達が1年生を遊びに校庭に連れていって、遊んでくれていました

また、午後のPTAはなんと7割以上が委任状で出席者は超少なくシャンシャンと終わってしまい「両親と先生が子供たちの為に手を取り合いながら何かをしている組織なんだろうな~」という淡い期待は消えてしまいました

ただ、校長先生が自分たちのことを「チーム」と言っていた姿はとっても良い印象を受けました
先生たちの人間関係も良さそう


今の日本の教育システムはベストではないけど、今のうちの子供が通う学校はベターであることは間違いないと思います。

ベストにするのは、地域や親次第、ってところかな、と思った1日になりました。
コメント
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