半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

3つの道のお話

2012年02月09日 | 自分の時間
NHKのプロフェッショナルの録画を見ていたときに、ある野生動物の医師が言っていた「道」の言葉を聞いて、別の人の言っていた「道」の言葉も想起され、リンクされ、共通のものを感じたので、表しますね。

■野生動物の医師の言葉

「決まった道などない。ただ『行き先』があるだけだ」

散弾銃の弾が鉛で出来ているため、鹿などの駆除動物の死体を食べたワシなどが鉛中毒で死んで行くことを何とか止めようと運動をしたが、全く変化を起こせず、悩みながらロシアの現状を視察に行った時に現地のドライバーから聞いた言葉だそうです。

「どこかに道があると思っていたんです。でも、道なんて無い。あるのは行き先だけで、藪の中をかけいったり、自分で道を切り拓いて行くしかないということに気がついたんです」

そして、小学校の授業などで積極的に説明をしていたある日、ある猟師から「先生、うちの子供に鉛は危険だという講義した?お父さんは使っていないよね?って聞かれてしまったよ。そんなこと聞かれたら、もう鉛はつかえなくなっちゃうよね」という電話があったそうです。そして、鉛をやめると言ってくれたそうです。

それから、その輪は広がり、北海道で鉛は事実上禁止になった、というお話。


■斉藤一人さんのお話

「幸せの道は、幸せに生きた人の後に出来る」

スリムドカンなどで納税額日本一に何度もなっている銀座まるかんの社長さんです。
スピリチャルな生き方を平素な言葉で説き、商品だけでなく「説法」によって「お弟子さん」も抱える方です。

「人の批判をしたり、自分が不幸だとばかり言っている人が歩む道が不幸の道。どんなに苦しくても、どんなに厳しい境遇でも「幸せだな」「ありがたいな」と言って生きている人は、幸せに生きれる。最初は言葉だけでも良いので、幸せだな、と言って生きることが大切」


■スティーブ・ジョブズのお話し

「未来を見据えることはできない。単に10年後に振り返るとはっきり見えるんだ」

「未来を見据えて点と点を繋げることはできなかった。
しかし、10年後に振り返ると、とてもハッキリ見えることなんです。
未来に先回りして点と点を繋ぐことはできない。
君たちにできることは、過去を振り返って繋げることだけなんだ。
だから、点と点が何らかの形で繋がると信じなければいけない。
自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから信じるのです。

歩む道の点と点がどこかで繋がると信じれば、自身を持って思うがままに生きることができる。

たとえ人と違う道を歩んでも、信じることがすべてを変えてくれるんです。」


どの方の言葉にも、「未来への道」をきっちり設計して、「未来への道」を歩むのではなく、「未来を見据えて、そこに向かって歩いた後に出来るのが、道なんだ」という発想・思想なんですね。

そう生きてきた「実感」「振り返り」から出てきた言葉なのでしょう。

確かに。

道を模索しながらも「行先」に向かって生きている私達にとって、下手に道を探そうとせず、信じるべき「行先」に向かって自分が思うように前へ進んでいって良いという「承認」「応援」となる言葉だと思いました。
コメント
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