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半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

志多らの公演・収穫祭

2009年10月10日 | 素敵な空間・イベント
 今日は、朝から、春菊の間引き菜と、大根の間引き菜を食べ、元気を蓄え、夜の和太鼓集団「志多ら」の公演に行ってきました

 不耕起栽培普及会の収穫祭の位置づけで、今回のイベントが組まれたそうで、神崎という小さな町でも、この前は、映画、今日は、和太鼓イベント、明日は、火渡り行事、と、結構なイベントが多い町で楽しいですね~

 「志多ら」は、20年の歴史を持つ、愛知県の山奥を拠点に活動する和太鼓・篠笛集団。全国各地、また、海外でも活動をしてきている集団です。

 HP→http://www.shidara.co.jp/top.htm

 
 19時からと、ちょっと遅めのイベントでしたが、席は、ほぼ満席。パフォーマンスは、素晴らしいものでした

 学生時代、素人劇をやっていたこともあり、大学時代は、「千葉演劇を観る会」で、毎月1回、演劇を観たり、社会人になってからも、しばらく、ちょこちょこ劇を観ていましたが、久々に、良い公演を観ることができました

 技術、構成、お客さんの巻き込み方、そして、演目、どれも、大変素晴らしいもので、しかも、入場料1,000円で、これだけのパフォーマンスを観れて、何と素晴らしいことでしょう


 で、私の感想ですが、単なる和太鼓の演奏であれば、単調で飽きてしまうんでしょうが、そこに、篠笛の音が交わると、なんとも雅(みやび)な感じがして、「日本」を感じることが出来ました

 そして、各地で行われている祭りも、単に「お騒ぎイベント」として参加したり、こういった劇場で行われる「パフォーマンス」を観客として参加して楽しむことも、もちろん楽しいんでしょうが、それよりも、もっと大切な、そして、したいな~、と思ったのが、「収穫祭」として参画することでした


 この公演は、不耕起栽培普及会の「収穫祭」として企画されたものだそうで、全国から、毎月1回、この地に岩澤先生の指導を受けるために通い続けて来た方々が、観客席の真ん中の方に集まって座っていました。
 多分、あの方々は、年初の寒い頃から、岩澤先生のご指導の下、「苗作り」から学び、田植え、夏の雑草との戦い、そして、秋の収穫、と、走馬灯のように思い出しながら、観ていたのでしょう。

 お囃子の音色、太鼓の響き、そして、舞を踊るのは、1年間の稲作を振り返り、今年も収穫ができたことに対する感謝を、地域の鎮守様や、自然の神様、大地や土に示す儀式であり、中間達と祝う行事なんですよね~。

 太鼓の音だけでなく、篠笛の音色を聞きながら、そんな事を思いました

 となると、やっぱり、1年かけて、田んぼをやって、その実りを祝うという位置づけで、こういったお祭りを体験したいな~

 田んぼというのは、そのの共同作業であったわけだし、半年の時間をかけて育った稲穂に対する喜びの表れ、なんですよね。

 田畑は、日本の文化、伝統の根源で、情緒的かもしれないけど、そんな田畑に携わる生活をしたいな~、という想いが、より強くなった公演でした

 

 
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