半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

台風後の畑

2024年08月19日 | 農的体験・生活

先週末の台風、直撃しなくて良かったですね~

大風で野菜の木が折れたり実がすれたり、あるいはネットにからみついているキュウリやゴーヤは重いので、支柱がポキンと行くことも良くあるのです。

今回は特にキュウリとゴーヤの支柱にさらに補強で何本か刺した事で、キュウリはは問題なかったのですが、ゴーヤはぺちゃんこになっていました

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台風後の畑

2024年08月18日 | 農的体験・生活

先週末の台風、直撃しなくて良かったですね~

大風で野菜の木が折れたり実がすれたり、あるいはネットにからみついているキュウリやゴーヤは重いので、支柱がポキンと行くことも良くあるのです。

今回は特にキュウリとゴーヤの支柱にさらに補強で何本か刺した事で、キュウリはは問題はありませんでした。

ただ、お隣のゴーヤはぺちゃんこになっていました

これはどういう状態かと言うと、ゴーヤ1本植え、そのゴーヤを中心に4隅に支柱を立て、上の方には地面に平行に支柱を組み、縦の支柱と横の支柱を金具でとめ、そこにネットをかけている状態でした。

ゴーヤは繁茂するので、1本で1坪(畳2枚ほど)ぐらいの敷地がいるのです。

これも倒れないよう、縦の支柱に斜めの支えの支柱を組んでおいたのですが、なんと横の支柱がポキっと折れて、それでバランスを崩したようで倒れてしまったのでした

まさか横の支柱が折れるとはゴーヤは重いからな~。

建て直すのに30分ぐらいかかりました

また、割れがひどいスイカは相変わらず

まあ、ただでさえ割れやすい所に水分が来たので、よりパリっといったのでしょう。

一方で、黒皮のブラックボンバーは相変わらず問題無しお強いですね~。

そして、心配していた人参が発芽してました

人参は発芽7割という人もいるほど、発芽させたら成功が見えるという野菜です。

一昨年だったか、あまりに雨が降らないので2日に1回ジョウロで水をあげていたのが嫌になって「来年は止めよう」と思いつつ、結局は昨年も蒔いてしまい、逆に出来すぎて半分山に捨ててしまったなんてこともありました。

今年も雨が降らない中、災害用ポリタンクやペットボトルに水を入れて、1回50リットルぐらいの水をジョウロでひたすら撒いておりました。4リットルジョウロだから10回以上撒くので面倒なのです。そして撒いたら乾燥防止に枯れ草をかぶせて、水を撒く時にまた枯れ草をとって、という地道な努力をしてました。

そしたら、「台風が来る」という話になったのです。

人参は種が強いので2葉も小さく力が弱いのです。そのため「強い雨に叩かれたら発芽不良が起きる」というなかなか、か弱い野菜なのです。

「頑張って水を撒いてきて、そろそろ発芽なのに、強い雨に叩かれたらいやだな~」と心配していましたが、無事、発芽していたのです

発芽したら一安心。あとは引き続き本葉5枚ぐらいまでは出来るだけ水を撒いて育てたいと思います

なお、稲はあちらこちらで倒れているものが。今は稲刈り前で穂が重くなっているので、台風が来ると倒れやすいのです。お米が不足気味でしたからね~。まあ、大きなダメージはなさそうですが、いつ次の台風が来るかわかりませんからね。なるべく上陸しませんように。

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割れたスイカちゃん

2024年08月15日 | 農的体験・生活

大型台風が近づいてきたので、今日は早朝からキュウリなどの市中の補強など対策準備。

まあ、私の畑は家庭菜園ですから、我が家しかダメージがありませんが、世の中全体の食料の事を感がれると、種を蒔いたばかりの人参が叩かれ発芽不良になったり、ナスが風でダメになったり、何より稲刈り直前のお米がどうなるか?何かと心配です。

と言いながらも、私は我が家の食料調達が大事、ということで、一番気になるものをチェック。それは小玉スイカです

正直、カボチャとかはどうなってもまあいいや、ぐらいなのですが、スイカは1玉でも多く食べたい、という食い気が走るのです。だって暑い夏にはスイカが最高ですから

しかし、今までずっと大丈夫だったスイカですが、昨年から突如、ほぼ割れて20玉ぐらい破棄したという経験があるのです。そして、今年もやっぱり小玉スイカが割れてました。紫外線が強すぎるのでしょう。

しかし、昨年の経験から、割れても食えるものと食えないものが判別がつくようになっていました

写真の右が割れて恐らく1日以上経ったもので発酵して臭いが出始めているのですが、左2つは割れて1日は経っていないので、割れ口をカットすれば十分食べられる。

実際、持ち帰って食ったら抜群に美味しかった

大体、どんな作物の美味しい時期は3日と言われていますが、恐らく、昨年から完熟1日前ぐらいに割れるようになったのでしょう。少し早めに収穫するとまだ白い所が残って美味しさが半減という感じで、なかなか収穫タイミングが難しいのです。

一昨年まで作っていた品種は、多少採り遅れてもぱさぱさにならずシャリ感が残るもので、とっても美味しかったのですが、昨年から無くなってしまったのです

かといってドンピシャで収穫するのはなかなか難しいので、2日に1回ぐらいのペースで畑にいって割れていたらその中で食えるものを探す、という感じになっております。

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完熟しているようでそうでもなさそうなカボチャ

2024年08月11日 | 農的体験・生活

今はカボチャの収穫時期。そんな中で、1つ、完熟したように割れているのがあった。何じゃ、こりゃ

最近、日差しが強くて焼けちゃうのは多いのですが、そういう場合は白っぽくなります。また緑色のを熟成させると段々緑が薄くなっていって黄色くなります。

どちらかというと熟成して割れた感じなんだけど、普通の完熟具合とは違う感じ。そもそもこの時期に完熟はしないし。食べたら普通に美味しいけど、やっぱりトロトロには完熟していなかったし。

雑草取りの際に茎を踏みつけて断裂させて、それで栄養いかずにこうなった感じかな?

変な子です

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ミニトマトいっぱい♪

2024年08月05日 | 農的体験・生活

教室のミニトマトの片づけ時期。教室でお友達になったイケオジさんと一緒に汗を流しながら90本を抜き取り、マルチをはがして片付け。


 今までは麻ひもで誘引したのをハサミでちょきちょき切っていたのですが、今年は初の「誘引結束機」を使ったので、外すのも超簡単でした!片付けも革命的な速さでした


 ミニトマトは山分けで、鍋2杯分以上ゲット!甘くておいしかった♪そして息子たちがパクパク食べ、1日で無くなりました

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タマムシとカボチャ

2024年07月25日 | 農的体験・生活

畑で草取りをしていると、背後で「ブーン」と言いながら背中にくっつくものが。一瞬、ハチかと思ってギクっとしたけど、あんな音はしないな、と見えない背中に手をやって捕まえてみたら、タマムシでした。ホッと一息

ほとんど畑には来ないけど、たまに見るときれいやな~


そして、カボチャが初収穫

あとは苗作りに失敗しまくって大幅に出遅れているスイカがどうか実りますように。。。

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暑い中の「田んぼと畑の耕育教室」

2024年07月21日 | 農的体験・生活

(土)(日)の教室は暑かった


 前日の午前はハウスの遮光ネット張りを手伝い汗だく、(土)の朝はいつもの通りお客さんが来る前に準備を一気にやるので、その時点で体力を使い果たし、気を抜くとふらりと倒れそうでした


 お客さんから氷をもらい何とか乗り越えましたが、風通しが悪い倉庫下は蒸し蒸してほんと、やばかった


 一方、田んぼは別世界。やはり水が張ってあり稲も蒸散しているのでしょう、その上を通る風が気持ち良い。空気がこもるところよりお日様の下でも風が通るところの方がやっぱり健康的だな~


 お客さんも(土)はグタ~となっていましたが、(日)は「暑いですね~」と声をかけあう余裕も。小さな子供たちは田んぼに亀にザリガニにメダカにと、夢中になって遊んでました

 昨日は帰宅後、体のダメージがあるけど気を張りすぎていたのでなかなか眠れず。今朝も日の出と共に目が覚めてしまいました。今日はなるべく体を労わりゆっくりしようっと。

 

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雨の合間の「田んぼと畑の耕育教室」

2024年07月14日 | 農的体験・生活

3連休の真ん中は「田んぼと畑の耕育教室」。朝8時頃は15ミリのどしゃぶりでしたが、奇跡的に開催時間は雨雲が去り雨がやみました 下手に晴れて高温になるよりは最高の気温でした

田んぼには過去にないほどの浮草がありましたが、ものともせず子供たちはチャプチャプ。中にはひたすら浮草を網ですくっている子も

また、メダカすくいも相変わらずの大人気でした

そして、根本さんが持っているのが農業用ラブレ。「植物性乳酸菌飲料」としてカゴメから発売されているものです。

小祝さんという農業指導者のグループがやたら農業用資材として使うので、正式に農業用として開発されました。飲料用に対し乳酸菌の濃度はなんと1000倍飲んだら胃がただれるそうです


 ラブレは「ヘテロ型乳酸菌」といって、糖を分解して乳酸と酢酸又はアルコール、炭酸ガスを生成するタイプ。これで根張りが良くなるだけでなく、草を抑制する効果もあるとのこと。


 今年の猛暑対策にもなると言いますし、来年には草が生えない田んぼになるかな?

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今月の「食と命の教室」

2024年06月29日 | 農的体験・生活

6月の「食と命の教室」、前日発熱で2人お休み。暑い日が続いているので体力も低下しますよね~

さて、高柳家は昨日は取引先の幼稚園との田んぼの草取り、明日は取引先との田んぼの草取りということで、この教室を中心に3日連続のイベントで大変そう。

また、「もっとみんなの意見を聞きましょう」という話になり、今回はみなさんのご意見やお話をよく聞く会で、参加者もいろんなお話をしてくれました。

午前は北アカリの収穫。お昼はいつもの野菜になんとカレーもついて贅沢

そして今年はゴマとヒマワリが上手く発芽しなかったので、「田んぼでもやるか」という事で、急遽田んぼの草取りに。

高柳さんの田んぼは紙マルチをはっているので、紙がはっていない田んぼの畔近くのみ草が結構でているので、その畔近辺の草をみんなで取りました。

田んぼは気持ち良かったけど、午後から晴れたので暑かった

一仕事終えた後はお話タイム。梅雨の時期なのでこの時期は「伝統的な日本建築」のお話。

今の家は西欧の考えを取り入れ、科学的ということで「構造計算」をし、「建築基準法」に沿った家作りが法律で定められています。また、エコということで外断熱が主流ですし、基礎はベタ基礎など。

一方で、昔の家は通気性を重視し木を中心とした家作り。乾燥して木があまり無く石作りが基本の西欧とはそもそも環境が違うわけです。

また、法隆寺が1000年持つように、高柳さん達、一般庶民も、家を建てる場合は、150~200年持つことを基本としたいたそう。だから6代、7代、8代と住んで、家が壊れてきた時の当主が「番」ということで、家を建て替えるわけです。

そして、今のように〇〇ホームの家、というのではなく、棟梁と施主が人三脚で、棟梁から指示出された木材を施主が自分の山から切り出し、木材にし、電気屋や建具屋なども棟梁の指示に従ってすべて施主が手配するのが当たり前だったとのこと。

高柳さんも棟梁に言われた木材を自分の山に行って切り出すだけでも半年、それを製材所に持ち込んで柱や板にしてもらい、それをまた家に持ってきて乾燥させるのに1年と、準備だけでも1年半かかっているようです。

そんなこんなで家が出来上がるのは5年ぐらいかかったそう。

 「こういった家作りは俺らの代で終わりだな。大工も昔は親方から伝承された経験の技だったが、今はマニュアル化で昔のような大工や職人はもうほとんどいない。何代もの経験が積み重なってきた技は1度消えたら元に戻らない。悲しいというか残念というか」

 毎年お聞きしているお話ですが、ほんと、昔と今は違いますよね~。コンビニエンスだけど何か大事なものが無くしている。面倒だけで家の木材は施主が自給し、建っていく過程にも携わっていたわけで、家作りも150年、200年持つ家を作る。

高柳さんが「家が30年保証とか今は言うけど、たった30年しか保証されない家って何なんだろうな?」という発言が、今の家の「1代住むのが当たり前、建て替えるのが当たり前」とは全く発想が違いますよね~。

 そんな教室が終わった後、なんと今年の参加者のうち3人が来年の申し込みを。これにて来年度はキャンセル待ちとなりました。最近、複数年通う人が増えてきたのは時代の変化なのかな~?

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乳幼児だけでなく中学生にも

2024年06月19日 | 農的体験・生活

今週の「朝取り野菜ボックス」のお手紙です

 昨日は恵みの雨でしたが、また暑い日が続いていますね。先日の(土)(日)は田んぼ教室だったのですが、やっぱり田んぼはいいですね~

 今月は大人は草取り、子供は水生生物を捕まえるのが中心でした。無農薬田んぼにはたくさんの生き物がいて、子供たちのスーパーヒーローのカエルを筆頭に、おたまじゃくしやドジョウ、また「トンボに孵したい」とヤゴを探している親子もいました。子供達は広がる青空と大きな田んぼ、田んぼの泥どろで五感を刺激され大はしゃぎ

 虫かご片手に30匹ぐらいカエルを捕まえて自慢してくる子、「ケロケロ」と言いながらカエルの格好をしてぴょんぴょん跳ねる子、ワニのように稲をかきわけて泳ぐ子など、沢山の子供たちが田んぼを満喫していました

 中にはお腹に赤ちゃんがいるお母さんもいて、「田んぼの英才教育ですね」なんて言ったり。田んぼで大はしゃぎし、泥んこになっているのを親御さんから喜ばれている幸せそうな可愛い子供たち。そんな子供たちもやがて親から無条件に愛情を注がれる時期を過ぎ、学校の勉強を中心の生活になっていくんですよね~。

 例えば小さい頃から通ってくれていた子供が、今年は急に敬語を使い始めました。小学校高学年になると年上の人には敬語を使い礼儀正しくというのを教わるわけです。日本の学校教育の素晴らしいことの1つだと思いますが、一方、無邪気なままでいたいタイプの子供もいて、そういった子供はだんだん勉強中心の生活が嫌になってきます。

 しかし、世の流れは「勉強はするもの、できて当たり前」という価値観なので、塾に通い始め、高校受験、そして多くの子供たちが専門学校や大学へ進みます。

生命が一番ほとばしる中高時代ですが、同時に大人へと心と体も大きく変化する時期。この時期に命と触れ合う機会は大切だと思いますが、なかなかそうはいきません。せめて、小さい頃に田んぼや自然と触れ合っている事が、何かあった時に支えになればいいな~と思います。

 ちなみにモンテッソーリ教育では、中学生の年代の子を「大地の子」と呼ぶそうです。農園で野菜を作ったり動物を飼ったりすることが大切な年代とするだけでなく、同時に経済についても学ぶ一環で自分たちで販売まで行うそうです。

 それを聞いて、中学生時代に自然に触れることは大切だけど、それだけでなく自分の将来のイメージにつながることも大切なんだろうな~と思いました

 小さい頃は無条件に大地の恵みや自然からのエネルギーを感じる体験で良いと思いますが、中学生ぐらいになると論理性や将来という概念が育まれて、自分がやっていること、やっていくべきことに意味づけをしたくなってきます。また、自分の価値づけもし始める年頃でもありますよね。

 この年頃に、意味付けとして野菜を栽培するといっても結局自然の力にお任せするしかなく、人間は戴く側。だから感謝の念がわいてくる、とか。あるいは、誰かが作ったり動いてくれるから自分の生活が出来る、だからおかげさまなんだ、とか。そういった会話が食卓で出来ると、地球環境や食べ物の問題などを身近に考えられるようになるかもしれません。

 「食べ物はお得で美味しそうなものを買えばよい」「家で作るご飯より買ってきたご飯の方が良い」なんていう家庭も多い時代ですからね。

 また、自分たち作ったものを売ってみるという体験は、就職という抽象ではなく具体的な仕事のイメージを持つことにもつながりますよね。

 いずれにしろ、農や自然に触れ、その体験に価値づけが出来ることで、子供たちが自然を愛し、自分を愛し、大変なことがあるけど幸せに生きていける力になったら良いな~と思います

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