高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

高御座と御帳台の特別公開

2020-01-31 05:09:51 | できごと
昨年の12月に皇居・旧江戸城本丸跡で大嘗宮(だいじょうきゅう)が公開されましたが、今回は即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)に使った高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)の特別公開がありました。
即位礼正殿の儀は天皇が即位したことを公に宣明する儀式で、令和元年12月22日に行われました。即位の儀式に用いられた高御座と御帳台は大正天皇の即位に際して製作されたもので、京都御所の紫宸殿(ししんでん)に置かれています。高御座と御帳台は12月22日~1月19日まで東京国立博物館で特別公開され、公開後は京都御所に戻る予定になっています。
高御座は八角形で、蓋(きぬがさ:屋根)の頂上に大鳳(たいほう)と蓋の各角の蕨手(わらびて)に小鳳(しょうほう)8羽の合計9羽の鳳凰を載せています。御帳台は一回り小振りで、蓋の頂上に一羽の鸞(らん)が載っています。基壇の4面にそれぞれに3匹の麒麟(きりん)が描かれています。
国立博物館での開催なので厳しい手荷物検査があり、当然撮影は禁止と思ってましたが、営利目的でない撮影は可能でした。ただ三脚やフラッシュの使用は不可で、混雑の中での撮影でしたので鮮明度のよくない画像になっています。
画像の使用は禁止とさせていただきます。


(高御座と右は御帳台)

 
(八角形の高御座と御帳台)


(報道では見ることがない高御座と御帳台の背面)

 
(高御座の蓋の頂上に大鳳と蕨手に小鳳、御帳台の蓋には鸞)


(高御座の蓋にはきらびやか飾りがあります)

(画像の使用は禁止です)
(東京国立博物館)

コメント (2)
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