高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

テンニンソウ

2016-10-19 05:27:48 | 山野草
近くで開催されている山野草展で、毎年何本かの鉢植えの苗を買っている。その土にこぼれていた種から、数年後に思わぬ花が咲くことがある。
今年初めて咲いたのはテンニンソウ(天人草)であるが、以前富士山麓で見た花と違うことがわかった。
山溪の「山に咲く花」によれば、こちらがテンニンソウで、富士山麓で見た花はフジテンニンソウ(富士天人草)と判明した。


(庭に生えたテンニンソウ)

天人草/シソ科/テンニンソウ属。
山地の林の中や縁に群生する多年草。
茎の先にブラシのような花穂を出し、淡黄色の唇形花を密に付ける。 花は下のほうから咲き、4本の雄しべと 1本の雌しべが花の外に突き出している。
フジテンニンソウ(富士天人草)との違いは、葉の裏の中筋に開出毛の有無で判断し、本種には毛がない。
名前の由来:花の集まりを天女の舞いに見立てたという説などがあるがはっきりしないようである。
花期:9~10月。
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コメント (3)
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