高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

大胡城・牧野氏まつり④(最終回)

2016-08-13 06:17:20 | 歴史
大胡城の周辺には牧野氏にかかわりのある神社や寺がたくさんありますが、今回はその中から大胡神社を訪れました。
また大胡城の詳細も載せませんでしたが大胡城と養林寺(大胡町)を参照願います。


(大胡城の守り神の大胡神社)

大胡の時代はわずか26年間でしたが、常在戦場を掲げます牧野家が大きく飛躍する期間でした。大胡から越後長峰に移りますが、長峰については幻の越後長峰城を歩くを参照して下さい。

 
(地元民に慕われる鶴姫供養塔と大前田英五郎の墓)

牧野康成の息女に鶴姫がいたと伝わります。重い病で大胡城に入れず、康成は城外に御殿を建て家臣を付けて住まわせました。
鶴姫は地元民に慕われ、病は全快するも別の病で他界しました。鶴姫に付き添っていた家臣は長岡には移らず、大胡で鶴姫の供養を続けました。
康成の息女には福島正則の正室昌泉院や松浦(まつら)家正室の永昌院が良く知られています。永昌院は松浦家~中山家を経て、中山慶子(よしこ)が明治天皇の母になり、天皇の子孫を先祖にする牧野家が、天皇家に牧野家の血を残すことになりました。
一方大前田英五郎は国定忠治と並ぶ上州の侠客です。


(出番を待つ祇園まつりの暴れ獅子)

今回の旅は花が目的ではありませんでしたが、わずかですが見た花を載せます。


(キレンゲショウマ)

 
(白花もあったレンゲショウマ)


(最後はナツエビネ)

(前橋市)   ・・・歴史の旅にお付き合いいただきありがとうございました・・・

コメント
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