高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ミヤマウグイスカグラ

2016-02-05 05:08:28 | 樹木
高尾山や多摩丘陵で見られるウグイスカグラ(鶯神楽)は、葉、茎や花などには毛がない。花はウグイスカグラにそっくりだが、腺毛がたくさん付いたものを見つけた。
毛が少しあるのが、ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)で、腺毛や毛がたくさん生えているのがミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)に分類される。このミヤマウグイスカグラは、日本海側に多く生えている。
なお腺毛は毛のような突起物で、先端が膨らんで棍棒のようになっている。


(花には腺毛が目立つ)

 
(よく見ると先端が丸い腺毛が見える)

深山鶯神楽/スイカズラ科/スイカズラ属。
山地に生える落葉低木。
葉は広楕円形から倒卵形で対生し、表面には不明瞭な腺点と毛、裏面には毛がある。葉柄は2~2.5mmで腺毛があり、花冠、子房、萼や苞にも腺毛がある。果実は液果で表面に腺毛があり、赤く熟すと食べられる。
花期:4~5月。
(昭和記念公園)
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コメント (2)
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