高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ヤノネグサ

2015-10-11 06:21:54 | 山野草
花の形がアキノウナギツカミ(秋の鰻攫)に似ているが、いくつか大きく異なるところがある。
すぐにわかるのは茎はウナギツカミは大きな逆向きの棘があるが、ヤノネグサにはほとんどない。葉の基部はウナギツカミは茎を抱くように付きますが、ヤノネグサは抱かない。
アキノウナギツカミはざらついた茎を掴むと覚えれば、間違うことはない。


(水辺や湿地に生えるヤノネグサ)


 
(かなり紅葉してきた)



(真ん中がヤノネグサ、左右はアキノウナギツカミ)


矢の根草/タデ科/イヌタデ属。
水辺や湿地に生える一年草。
茎は下部は地上をはい、上部は斜上する。葉は長楕円形または卵形で先端は尖り、基部は切型または浅い心形となる。
托葉鞘は長さ1~2cmの筒型でふちに長い毛がある。花被は5深裂し、上部は紅色、下部は白色。
名前の由来:葉の形を葉の根(矢じり)に見立てこの名が付いた。
花期:9~10月。
(多摩丘陵)
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コメント
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