高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

いろいろな植物の越年

2014-01-11 00:37:01 | 四季
草本の植物にはいろいろな冬の越し方がありますが、多年草なら地中の根や球根で春を待ちます。また一年草などは種で冬を越します。
変わっているのは越年草で、これには前の年に芽を出し、ロゼット状の葉で年を越すものもあります。これらは1年以内に一生が終わるので一年草ですが、正月をまたぐので二年草と呼ばれたりもします。
おもしろいのはアケボノソウ(曙草)で、花が咲いた翌年に芽がでて、ロゼットの状態で2回目の冬を越します。つまり昨年秋に開花したアケボノソウの子供は、今年の秋に開花するのではなく、来年の秋に開花することになります。


(コケリンドウ)

 
(フデリンドウ)           (イワタバコ)


(ジュウニヒトエ)

 
(シュウブンソウ)          (アケボノソウ) 

 
(シロヨメナ)          (ヤマルリソウ)

(高尾山)

コメント (3)
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