高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ハクサンチドリ

2008-05-10 00:31:36 | 山野草
各種の山野草がたくさんあることを聞き、川崎市のある農園を訪問した。
たしかに所狭しと山野草や、草もの盆栽に使えそうな小さな樹木を売っていた。
訪れる客も洋種ものとは違った素朴な植物を求めてやってくるようである。

イワチドリ(岩千鳥)などかなり高価であった。イワチドリはネットで入手した10個の小さな球根と、実生にも挑戦しているところである(実生では1~2mmの小さな芽が出始めた)。
同じラン科の仲間でもハクサンチドリ(白山千鳥)は逆に1本420円とかなり安い。
ハクサンチドリは花が美しいことから、園芸店などでしばしば販売されるが、寒冷地の植物であるため、暖地での栽培は難しいと言われている。
山どりだったらまずいなと思いながらも、栽培不可能と言われるキンラン(金蘭)が咲いたことに気をよくし、1本購入して農園を後にした。



白山千鳥/ラン科/ハクサンチドリ属。
山地から高山帯にかけての草地や湿地に生える多年草。別名シラネチドリ。
茎の高さは20~40センチで、茎頂の総状花序に直径1.5cmほどの紅紫色の花を多数付ける。
名前の由来:花の形が千鳥の飛ぶ姿に似ていることからこの名が付いた。
花期:6~8月。
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コメント (6)
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