AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

ヒッチコックの『鳥』

2011年11月20日 | 映画
『鳥』 アルフレッド・ヒッチコック監督作品(1963年)


突然見たくなってしまって、昨日レンタルしてきました。
子どもの頃から何度も見たことがあったと思うのですが、
いま見ても、実に面白い。
「鳥の大群が人間を襲う」という、ただそれだけのシンプルな話ですが、
サスペンスの盛り上げ方が本当にお手本のようです。


例えば、小鳥の大群が暖炉から部屋の中に突入してくる
→ 事件後、お母さんが割れたカップを片づける
→ お母さんが他の家を訪問する
→ その家で、カップが割れているのを見つける
と、これだけで、その家で異変があったことが観客にわかるわけですよ。
(そして実際、非常にショッキングな光景に出くわすのですが)
基本、何かが起こるときは、その前に必ず予兆があって、
否が応でも盛り上がるように作っているんですね。すごいなあ。


一方、そういうパニック映画的な部分だけではなく、
若い弁護士を巡る女達の密やかな攻防も、
いま見ると、ああそういうことか、とわかったりしました。
(子どもの頃は、よくわかりませんでしたが)
まったくセリフがなくても、何が起こっているかわかる、
人々が何を感じているか伝わってくる、というのも
ヒッチコックの力量を感じずにはいられません。


このDVDには、メイキングと関係者のインタビューがついていて、
それも非常に興味深かったです。知恵と工夫と技術の結晶。
特撮が多用されているのだろうなとは予想していましたが、
300カ所以上もあったとは、そして、その場面もこの場面も特撮だったとは。
ロケにしか見えない場面もオープンセットだったり、
風光明媚な港町の風景が、実は絵(!)だったり。
(映画で見ている間は「絵」にはまったく見えません)
そして、そこまで丁寧に特撮で撮っているのに、
ラストの惨劇は、ホンモノの鳥で撮っている、というのが
心意気というかむちゃくちゃというか。
(ティッピ・ヘドレンは5日間このシーンの撮影をがんばり、
 その後1週間入院したそうです。過労で)


一番好きなのは、やはりジャングルジムのシーンです。
のどかな子どもたちの歌声とあいまって、忘れられないシーンだと思います。


時に自然は、人間に対して、理由もなく襲いかかります。
この映画では、それが鳥でしたけど、
自然災害のすべてに置き換えて見ることもできるなあ、と思いました。
  

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日曜の昼下がり

2011年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム
201111201431000


本日午後2時30分頃。


いつも夜明けの写真を撮っているところを昼間に撮ると、こんな感じ。
おおむね牧場です。地平線の向こうは太平洋です。


201111201431002


上の風景のちょっと右側。
2時30分で、この影の伸びよう。


今日は、午前中は曇っていたので暖かかったのですが、
午後から晴れると、気温がぐんぐん下降してきました。
水曜には雪が降るみたいですよ。
 
 

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冬の散歩道

2011年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム
冬枯れの公園です。


201111191337001


今日は一日中雨の気配が濃厚で、しっとりと暖かい一日でした。
昨日まで氷点下でしたので、こういう日はむしろ暖かいのです。


コッカーさんを連れて病院へ。その後、この公園でお散歩。
毎週末の通院が習慣になってきました。


【追記】ちなみにいまのコッカーさん…なんだその寝相は。


201111192101000
 
 

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夜明け前

2011年11月16日 | 日記・エッセイ・コラム
201111160613000


今朝6時15分頃のわが家の前。


ついにこの時間でもまだ夜が明けない季節になりました。


夜明け前が一番暗い、もとい、寒いんです。


霜も降りて真っ白。


201111160614000




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寒波到来

2011年11月15日 | 日記・エッセイ・コラム
なんか寒いなあと思っていたら、
今朝の気温はついに氷点下になっていたんですね。
そりゃあ犬の散歩にも行きたくなくなるというもんです(行ったけど)。


札幌や旭川では雪が降っていたようですし、
明日の天気予報を見ても日高山脈の向こうは雪だるまだらけですが、
太平洋沿岸東部のこの辺はカラカラ天気です。北海道は広い。


そういえば、今朝のNHKニュースで、
ここら辺の放射線量が結構高い(かもしれない)という
シミュレーションの報告が発表されていました(こちら)。
意外すぎて不安にもならないのですが、うーん、困りましたね。
(そうやって思考停止するところが一番大問題だとはわかっていますが)
 

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探偵は月曜にいる

2011年11月13日 | どうでしょう界隈
私のアンテナが「探偵」という単語に敏感になっているだけなのかもしれないのですが、
なんか最近、「探偵」という言葉や役どころをよく見るような気がします。


そんな中、来年1月のドラマに、大泉洋さんが探偵役で出演する、と発表されました。
主役は嵐の松本潤さんで、他には瑛太さんも出演するそうです。
みんな探偵役(笑) 多くないですか(でも7人くらいいるらしい)。


ススキノの探偵さん(こうなると名無しなのが面倒くさい・苦笑)の
続編製作が決定したところなのに、ドラマでも探偵役、というのは
違いを出すのがなかなか難しそうな気がしますね。
そこが楽しみでもありますが。
TVドラマなので映画ほどハードボイルドにはならないと思いますし。


ただ、1月と言えば、映画『しあわせのパン』が公開になるし
(ということは、またキャンペーンで忙しくなりそう)
NACSの本公演が3月から始まるし
(ということは、稽古ががんがん入ってくるわけで)
『ハケンの品格』の時と同様、出演シーンががくっと減るかもしれません(笑)


ところで、現在は毎週金曜日の『専業主婦探偵』
桐谷健太さん演じる探偵の陣内を見るのが楽しみv
芹菜ちゃんの「助けて、陣内!」に
「めんどくせえ!」と言いつつダッシュするところとか、
かわいくてたまりません(笑)
 


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ときどき晩ご飯ブログ(49)

2011年11月12日 | お弁当&朝ご飯
201111081844000


◆本日の夕食
  ・オムレツ(ベーコン、しいたけ、玉ねぎ、溶けるチーズ入り)
  ・サラダ
  ・ジャスミン茶

超テキトーに作ったら、オムレツの包み方を失敗しました☆


出張から帰ってきました~。
おいしいものを食べ過ぎて、太って帰ってきた気がします(笑)
犬も実家から引き取ってきました。
一昨日からの走行距離はたぶん500km近いです。お疲れ私v
 


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満月

2011年11月11日 | 日記・エッセイ・コラム
今日はこれから泊まりがけで出張です。
なので、昨夜のうちに、釧路の実家に犬を預けに行きました。
昨夜は満月だったらしく、月がとてもとても明るくて、
雲一つないのに星があまり見えないほどでした。
おかげで、道路脇にいるエゾシカもよく見えて、よかったと思いました。
 

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立冬

2011年11月08日 | 日記・エッセイ・コラム
752

                photo by Pari's Wind


今日は立冬だったそうで、いよいよ冬の入り口に立ちました。
北海道の時間ごとの天気予報には、ちらほら「雪」も混ざりだしましたよ。
最高気温も10℃前後になりだしましたし、あ~観念して、冬タイヤに交換しよう!
 

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スペシャルドラマ『火車』

2011年11月05日 | TVドラマ
いや~面白かった!
何が面白いって、たかだか20年前の1990年であっても
松本清張的「失踪」とか「実は別人」とかが成立するんだ! というところ。
さすがに21世紀の今は無理かしら。高度情報社会だし。


上川さんと寺脇さんのコンビもよかったなあ。
最近の寺脇さんは、ちょっと物静かな役が多かったから
(いま北海道で撮っているばんえい競馬のドラマも含めて)
ああ久々に刑事な寺脇さん、と思ってしまいました。
ゴリさんもよかったなあ。
ファム・ファタールな佐々木希さんが、
最後までまったく声を発しない、というのも、謎めいていてよかったと思います。
大きな目が印象的でした。


借金がかさんで大変な目に逢う、というのは
経験者なのですごく身につまされました。
(正確に言えば、借金を肩代わりしました)
まあ、私の「大変な目」なんてのは、ドラマに比べれば
まったくたいしたことないんですけど。完済したし。
でも、ちょっとバランスが崩れたら他人事ではなかったわけで、
よく乗り切ったな私、と改めて思いました。自画自賛。


一点だけ。
校庭に人埋めたら、さすがに学校関係者が気づくんじゃないでしょうか。
人1人分の土が山になっちゃうわけでしょ。
 

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