朝日新聞の「ニッポン人・脈・記」という連載は、
8月8日に「水の惑星にて」というシリーズを終え、
8月9日から「テレビの情熱」というシリーズに入りました。
独創的なテレビ番組は、制作者の情熱と覚悟、いささかの幸運で生まれる。
作り手たちの、思いの原点をたどる。
というコンセプトのもと、ドキュメンタリー、ドラマと来て17日はバラエティー。
『電波少年』の土屋さんと『オレたちひょうきん族』の横澤さんの間に
『水曜どうでしょう』の藤村Dが登場しました。びっくりした(笑)
その並びはおかしくないですか。ねー。
(ちなみに、ドキュメンタリーのときは『桜の花の咲く頃に』の横山さん、
ドラマでは『ハケンの品格』の櫨山さんと中園さんが、私の目を引きました)
(思い出した。この連載を読み始めたから、隣に載っている
『愛しの座敷わらし』にも目が行ったのでした)
新聞記事というのはさすがなもので、あれだけ説明が難しいと言われている
『水曜どうでしょう』の内容を、ものすごく簡潔に説明していて感心しました。
魅力は伝わり切れていませんが、人気はわかりますね。
DVDの発売枚数(いつの間にか120万枚!)とか、全国で再放送されているとか。
あとですね、よく「似ている」と言われている『電波少年』ですが、
こうして並べて読むと「全然似ていない」こともはっきりしました(私だけ?)。
しかし、嬉野さんはこの取材のとき不在だったのか、それとも遠慮したのか、
「番組の参謀」と言われている人が「藤村忠寿ら」の「ら」ですんでいるのが残念。
最後に「一挙手一投足が注目されている」という言葉があるだけで
例の「鳥取砂丘事件」については言及していません。
知っている人は「ああ多分あのことだな」と思ったりするのでしょうけど。
考えてみたら、朝日新聞には紙上にもネットにも、今回の件は載らなかったんですね。
(私が見落としただけでしょうか?)
それを考えたら、もしかしたら藤村さんがあえて一人で前面に出たかな、とも思いました。
公式サイトが停止したままで、すでに1週間以上たっています。
みんな待っていますからね。
だって、「一生」ということは
「良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も」
共に歩くということですから。
バカはこれくらいじゃ動じませんよ。