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ATX電源改造

2022年02月03日 | electro_craft
物置を整理していたら,壊れたPCから取り外したATX電源が出てきた。
捨てるのも勿体ないので,端子をつけて実験用電源として使えるようにした。

もとの姿は撮り忘れたが,早速バラしてみた。

中味はこれ。



20ピンの場合,14ピンのPS_ON端子をグラウンドに短絡すれば,電源のスイッチが入る。
ここから,3.3V(14A), 5V(21A),12V(10A)と-12V(0.8A)がとれる。こういった電源は,ノイズが乗る可能性もあるのだが,この間からモーターをいじったりしていると,いつも利用する1AmaxのCVCC電源だと電流が足りない。その点,ATX電源は,大電流がとれるので,結構便利に使える。


ケースは黒のつや消しスプレーがあったので,このように。
プラサフを吹かなかったので,ちょっと弱い感じがするが,,,

それから,ケースの壁面に端子をつけようと思ったが,この電源はあまり空間がない。諦めて,端子板を外に付けることにした。



アルミパネルで箱を作ろうと思ったのだが,最近はこのように3mm厚のパネルでも,プラ板を薄いアルミでサンドイッチにするものが出回っているようだ。
これは家にきた業者からもらったもの。
カッターで簡単に切れるので,楽は楽。強度はまああまりないでしょうが,,,,それでもプラケース以上の強度はある。


切り刻んで,穴を開けて,瞬間接着剤でこんなカタチに。


これもつや消し黒を吹いてみた。


あとは繋ぐだけ。


電源ONはファンモータが回るので分かるが,気持の問題で,LEDのパイロットを付けてみた。Vf2.0VのオレンジLED。5Vから電源を取り,1.2kの電流制限抵抗。


端子板はこのように電源の上にちょこんと乗るかたち。





我が家に転がっている,ATXの実験用電源。もう一台,ケースに端子を直付けしたやつもあったはずだが,見つからず。誰かにプレゼントしたのかなぁ・・

ということで,久しぶりのハンダ付け工作はおしまい。

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