Con Gas, Sin Hielo

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「ジャスティスリーグ」

2017年11月25日 22時54分03秒 | 映画(2017)
印象の弱い敵に苦戦する地球組。


MARVELがアベンジャーズなら、DCはジャスティスリーグだ。

とはいえ、今回の主要なメンバーのうち、アクアマン、フラッシュ、サイボーグは自分が主役になった作品がない状態での登場である(「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」にはちょこっと出ていたらしいが)。彼らがどこまで話をおもしろく引っ張れるかが成功への分かれ道と言える。

結論から言えばまあまあ楽しめた。

アクアマンとフラッシュはX-MENのミュータントのようなものだから(フラッシュ≒クイックシルバー)面白くならない方が不思議なくらい。

G.ガドットは相変わらず美しくかわいいし、サイボーグの悲しき誕生はアメコミの王道であり、キャラクターとして十分立っていた。

しかし問題はまたしてもあの男だった。死んだはずだよ、ケントさん。

冒頭のクレジットでH.カヴィルの名前が出ていたし、A.アダムスD.レインが途中で結構出てきたから、この後絡んでくるのかなーと思ったら大当たり。

生命が軽すぎる。

その後もいきなり破壊行為。こないだのソーのように、破壊神を呼び起こすなら自分の星を捨てるときにしてほしいものだ。

桁違いの強さでやっぱりグループには彼がいないと・・・というかレベルの大きな差を感じてしまう。

アベンジャーズにも頭抜けたパワーの超人と神様がいるけど、あちらはチームでないとという説得力があるのは、やはり話の書き込みが十分かどうかによるのだろう。

Z.スナイダー監督には何も言うまい。彼が描く戦闘シーンはかっこいい。これは「300」の頃から変わらない。

思い返せば、1作めの「アベンジャーズ」も最初は不満が多かったし、これから作品を重ねて良化していくのかもしれない。期待しよう。

ちなみに本作は、エンドロール後にMARVEL式おたのしみ映像があった。特許じゃないのだから、面白いことは採り入れていいと思う。

(65点)
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