秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
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ファーストインパクト

2014年10月19日 15時33分30秒 | すみれの花咲く国
さてさて、私が一番最初に購入した宝塚DVD・舞台『スカーレット・ピンパーネル』。久々に観かえしてみました。
しかし、これって、本当によく出来てるお話。
だって・・・何度観ても、あきないもん曲も素晴らしい!!
主役のパーシーは、派手な衣装に身を包みお洒落でおバカな貴族を演じながら、実は“スカーレット・ピンパーネル”として活躍する。
そして、互いを想いながら秘密を持ってしまったパーシーとマルグリットの二人の心の葛藤がもどかしくて切なくて。
・・・でも、なんと言っても私的には、あの全身黒づくめの黒いメイクの(?)ショーヴラン
ヴィジュアルもさることながら、あのちょっとハスキーでスモーキーな低めの声、人を見下したような上から目線で元・恋人に言い放つショーヴラン。

「君に、俺が忘れられるものかっ!」

これこそ、私がこの舞台の中で、柚希ショーヴランに“ビビビッ”ときた最初の一言。

この、どこまでも自分勝手で自分本位な自信に満ちた言葉。どうしたら、ここまで言い放てるの?
う~~ん。二人の過去には何があったんだろう・・・
と、考え出したら・・・そこから先は二人の過去にさかのぼって、妄想炸裂!?
・・・きっとショーヴランはまだ若くて力もなくて、ただ、革命に賭ける情熱だけが熱くて、そして、同じように熱い想いを持った美しいマルグリットを見ながら・・・恋に落ちたんだろうな
(まだ、青臭いような柚希ショーヴランを想像してな私・・・←かなりアブナイ
そうして、思い込みとは恐ろしいもので、ショーヴランは、自分と同じ温度、同じ速度でマルグリットも自分を愛していると思い込んでしまったのね。

「俺のことを愛していないのか?」と聞くショーヴランに、「愛していないわ」と冷たく応えるマルグリット。
ショーヴランは、一瞬怯むけれど、次の瞬間に高らかに笑い飛ばし・・・どこまでも強気で一歩も引いたりしない。


好きなんだわ~このテのキャラ。

もちろん、見当外れの感違いヤローは困りますけど・・・男はやっぱり強気でないとダメだと思います。(というか、そうであってほしい)
だから、最近の草食系で優しいだけで自分の意志がないように見える男子にはあんまり魅力を感じないのかも・・・

とにかくファーストインパクトってすっごく大事。
このヴィジュアル、この声、このセリフで・・・その時、柚希ショーヴランは、主役のパーシーをすっ飛ばして私の心をわしづかみにしてしまったのです


う~ん。頭の中にりえちゃんのCMがよみがえってきた(笑)



コメント
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