秋生のEtude

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『ゲゲゲのげ~逢魔が時に揺れるブランコ』 8/7(日) マチネ

2011年08月10日 23時26分30秒 | 舞台
TVでもよく観る、女優・渡辺えりさん。
同時に演出家であり劇作家である渡辺えりさんは・・・私の個人的な思い出の中では、大昔に渋谷のパルコ劇場で観た舞台『少女仮面』(唐十郎・作)。
“アングラ”と呼ばれたその芝居の内容は、詳細には覚えていませんが・・・
自在な時空設定、目の前には幻想的な異次元空間が繰り広げられ、強烈で、印象的で、人の内面に入り込むような摩訶不思議な感覚で、それでいて気づくと日常から遠く離れ、陶酔の世界へ引きずり込まれるような舞台だったと、記憶しています。

・・・いつからか、アッキーのライブやら舞台やらの度に、なぜか、その渡辺えりさんからのお花が届き飾られているのに???と思っていましたが・・・それがこの舞台に繋がるとは。
アッキーの出演した舞台『死神の精度』を観た渡辺えりさんは、熱烈なオファー(?)で、この舞台にアッキーを起用したそうです。



『ゲゲゲのげ~逢魔が時に揺れるブランコ』 2011・8・7 (日) 14:00開演  座・高円寺


いじめられっ子のマキオは、彼を救いに現れたあのダークヒーロー鬼太郎と共に、学園の妖怪たちを次々と 退治していく。 しかし、魂に潜む最後の妖怪を目にした時、はたしてマキオは・・・。


公演情報は、こちら。
1982年初演、1983年の岸田國士戯曲賞を受賞し、再演の希望がたいへん多かった作品だそうです。
上・下の下の実写版で見るとよくわかりますが・・・
アッキーの役は、なんと鬼太郎です。・・・半分金髪(?)だというのにその暗く鋭い眼光がなんとも妖気を感じさせ・・・あんまりにも似合っていて




いくつかの話が重なりリンクするのです。
過去と今、こちら側とあちら側(?)、人の心の見える部分と決して見えない部分(??)・・・いろいろなものが交錯して混ざり合って繋がって。
う~~~~~~~~~~~~ん。・・・わからん。

冒頭の老女はなぜ“この子”と呼ばれるの?
執拗にいじめられるマキオは、“時彦ちゃん”に対する罪悪感であのいじめに耐えているの?
あの“おじさん”の育てている枇杷は、“5つめの枇杷”?
マキオ=“魔境”・・・なんだね?


ああ、理解できない。・・・それが素直な感想でした。
ただ、すべてを観終わった時、動悸が静まらずへんな興奮状態でした。
人の内面って本当に難解・・・



とりあえずは、これだけ。
アッキー@鬼太郎
いじめられているマキオを助けに来る鬼太郎は、身が軽くて、登場シーンからすっごくカッコよかったです!!
右目に“父さん”こと目玉おやじが住んでいる設定なので(ちなみにあの「キタロウ」という目玉おやじの声もアッキーが担当(笑))右目は髪で隠れていて、なんだかいつものアッキーとちょっと印象が違ってました。
かなり激しい立ち回り(?)でいじめっこたちをバッサバッサとやっつけていくのがめっちゃカッコいい
足元はゲタばきなので、激しく動いた時“うわぁ~あぶない~っ!?”と思っていたら、ちゃんと踵にゴムがついていて脱げないようになってました(ほっ
それから、えりさんが「中川さんにたくさん歌ってもらいます」と言ってた通り、ソロで歌うシーンもあり。(でも、一回聴いただけでは残念ながら、よく覚えてない




もう一度だけ、観劇予定です。
その時は、もう少しわかるかなぁ・・・


コメント (2)
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