私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

掲載していなかった記録をアップし始めました。あっという間に1年が経ってしまうので。今シーズンの鳥の海の記録も。

2006年5月3日(水)ビール工場・蒲生海岸

2006年05月22日 | 蒲生海岸
■2006/5/3(水)17:00-17:50【天気】晴れ時々曇り
【場所】ビール工場,蒲生海岸
【種名】カイツブリ,カワウ,ゴイサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,コガモ,ハシビロガモ,トビ,シロチドリ16,ハマシギ10,キアシシギ11,オオソリハシシギ13,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ夏羽1,ウミネコ,キジバト,モズ,ヒヨドリ,アオジ,ムクドリ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(15科27種)
【備考】金華山の帰り,蒲生に寄った。夕陽が沈む頃だったが晴れていたので観察には十分だった。夕暮れ時にいいフィールドというのは,蕪栗沼もそうだが,自分にとって元祖は蒲生だ。蒲生の夕暮れはいつ見ても美しいし,シギチが眠そうに半眼で,砂の窪みにうずくまっているのもいい。1970年代ころ,蒲生にコアジサシがいっぱいいた頃は,海岸の砂浜にコアジサシの大群がいた。海面にはホバーリングして次々にダイビングして小魚を捕まえるその姿に夕陽が映えてとても美しかった。今日はコアジサシは見なかったが,カモメ成鳥夏羽を初めて身近に見た。冬羽とは全く別のカモメ類に見える。アイリングは赤く,一見小型のセグロカモメ風の翼だが,嘴は小さく細く,黄色で足も黄色だ。シギチはオオソリハシシギの群れが干潟奥にいて,キアシシギは日和山の前にいた。潮が引いた砂浜はシロチドリとハマシギがたくさんいて眠そうにしている。シロチドリの♂同士おっかけっこをしている。蒲生の夕暮れはサーファーも帰って,静かさを取り戻している。ビール工場ではゴイサギが眠りに就く。首を前に下げて両翼ですっぽり覆うようにして眠っている。
【写真】
  
■ハマシギ/シロチドリ夏羽♂/キアシシギ夏羽
  
■ユリカモメ成鳥夏羽/カモメ成鳥夏羽


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