2022年ハヤブサの繁殖

2022年06月10日 | 青葉山・広瀬川

■2022年5月~6月【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm、 EF500Ⅱmm
【場所】広瀬川
【種名】ハヤブサ成鳥2、幼鳥4(1科1種)
【メモ】今年のハヤブサの繁殖記録。
【写真】
  
生まれて間もないヒナと♀。この段階では全部孵化していない。奥に卵が見える。/♀は短時間巣を留守にしていたが、すぐ戻ってきた。/親の懐に潜り込むヒナ。
  
♀が狩に出ている間、♂が巣の入口でヒナを守る。たいてい目を閉じているが、何かあれば目を開け、何もなければ瞬膜を閉じる。歴代の♂で必ずしも入口で見張るということはない。巣の近くの木の枝が多い。
  
ヒナに給餌する♀。終われば巣を出てまた狩りへ。巣から飛び出す位置も代々♀によって違う。
  
♀が出て行った後、見張りにつく♂。眼を開けているかと思うとやはり目を閉じている。
  
♂♀の比較写真。これくらいの大きさの違いがあります。この日は、いつも以上に♂♀とも飛んでくれた。領空侵犯があったみたいで、♂が積極的に迎撃していた。相手は、分家のハヤブサと、あとで見たらチョウゲンボウもいた。/見張りの♂/いつも、ほぼ寝たようにしているが、いったん飛べば、反転飛行とかすごい飛び方をする。
  
♀。5月に大雨の際に巣に雨が入って、卵やヒナを必死に守ったのか、1か月近くなっても腹部の赤土の色が落ちないでいる。/4羽のヒナ/♂の左翼角あたりが負傷している感じ。
  
♂の飛翔/巣に戻る♂/獲物を掴んできた♂。足を見ると黄色で爪が猛禽の感じ。
  
♂が獲物を巣に運んだところで♀が巣に入り、♂から獲物を取って、ヒナに食べさせる。♂は巣から出る。
  
巣から飛び出した♂。♂の羽根はフレッシュな感じ。
  
♂の飛翔2枚/巣穴ではまだ♀がヒナに餌を与えている。
 
♀の飛翔。♀の羽根はだいぶ傷んでいる。
  
だいぶ大きくなって成長が一番早い幼鳥は羽ばたきの練習に余念がない。/♀が餌を持ってきた。/一番成長が早い幼鳥が、餌くれーと叫んでるように見える。
  
餌をあげ終わって飛び出す位置は代々違う。/この飛び出しを見て、幼鳥は自分が飛ぶ日を想像しているのだろうか?/奥ではまだ2羽が餌の取り合い。

また、羽ばたきの練習。成長一番早い幼鳥は羽ばたきの練習をし、2番目の幼鳥もヒナの産毛はもうない。残りの2羽がまだ産毛がある。羽繕いの時に、エクリプス羽のカモもそうだが、いらない羽毛を嘴で取っている。
 
今年は4羽のせいか、巣立ちが遅れているのかもしれない。この時期にしてはまだ、1羽しか巣立ちしておらず、まだ3羽いる。


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