私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2021年9月5日(日)鳥の海

2021年09月05日 | 鳥の海

■2021年9月5日(日)12:13-13:22【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】鳥の海(干潟、海岸)、周辺田んぼ
【種名】カルガモ、オナガガモ3、スズガモ2、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、シロチドリ夏から冬羽2・ヒナから幼羽3,メダイチドリ夏羽から冬羽♂1、オオメダイチドリ幼羽1、ダイシャクシギ幼羽1、ソリハシシギ夏羽5・幼羽2、トウネン幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒバリ(10科22種)
【メモ】午前中八木山で所用を済ませ、ここまできて、このまま帰宅するのも・・・と思い、三神峯公園にトケンが来る頃だという話を聞いたのを思い出し、公園に行ったが、日曜日の昼前ということもあり、ヒヨドリ以外は人が多すぎという感じだった。さらにここまで来て空港西側休耕田に行かない手はないと思い、山を下りて、長町からバイパス経由で、休耕田に行ったがジシギ1羽が飛んだくらいで何もいなかった。ここまで来て帰るわけにもいかないので、鳥の海に東部道路経由で行き、黄色い家の前の干潟を見るとトウネンとソリハシシギの群れはいたが、肝心のオオソリなどの姿は見えず、もう、今シーズンはオオソリは蒲生で2羽(+チュウシャク1)見た以外は終わりかと落胆していると、ダイシャクシギの幼羽がいると教えられ、とりあえず干潟を歩いてみたが、1羽のシギチもいなかった。ならば、海岸のミユビシギかと思い、防波堤を歩いて行くと、遠く1羽海上を飛んでいるのが見え、ミユビシギだとはわかったが、波打ち際には1羽もいない。ついにがっかりして、とぼとぼ歩いて行くと、砂浜の方から声がした。シロチかなと思い、仕方なく双眼鏡で見ると、太ったオオメダイの横にかわいいシロチの幼羽がおり、よく見るとメダイやシロチの成鳥、幼鳥もいた。オオメダイは、石巻でたまたま飛んできた1羽を見て以来、2個体目で、同一個体かもしれない。ちょっと気をよくして潮が満ちてきた干潟を見ると、オナガガモ3羽がいた。黄色い家の前の干潟に行くとダイシャクシギの幼羽と、最初のトウネンとソリハシシギの群れ、それにオオセグロカモメの幼羽がいた。
 オオソリを見たくて行ったのだが、結局、この時期いるはずのチュウシャクやオオソリの群れはおらず、しかも1羽もいないという異常事態の秋の渡りとなった。この後、オオソリ、チュウシャクの群れは見られるのだろうか、見ることができないなら、大学野鳥の会で鳥を見始めた昭和51年から、初めてのこととなる。
【写真】
  
ミユビシギ幼羽       ノスリとハシブトガラス
  
まるで親子のようなオオメダイ幼羽とシロチ幼羽(というかヒナから幼羽)
  
オオメダイとシロチ オオメダイとメダイ メダイとシロチ
  
メダイチドリ♂  メダイとオオセグロカモメ オオセグロカモメの成鳥夏羽だが、尾羽を含めほとんど擦り切れているが、初列風切の内側は、フレッシュな感じに見える。
  
ハマニガナ。茎は苦いです。 ダイシャクシギ幼羽
  
チゴガニを捕まえてくわえて、
  
飲み込むまで、0.02秒だった。8コマ撮影。
  
トウネンとソリハシシギの群れ オオセグロカモメ幼羽 トウネン幼羽とソリハシシギ夏羽
  
夏羽と幼羽    幼羽      ダイシャクシギとオオセグロカモメ


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