私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

掲載していなかった記録をアップし始めました。あっという間に1年が経ってしまうので。今シーズンの鳥の海の記録も。

2013年4月27日(土)鳥の海

2013年04月27日 | 鳥の海
■2013/4/27(土)7:08-9:55【天気】曇り
【場所】鳥の海
【種名】ダイサギ,ハジロカイツブリ夏羽3,チュウシャクシギ105+35,オオソリハシシギ25+6+1,ハマシギ56+261,シロチドリ4,メダイチドリ14+12,ムナグロ1,コチドリ4+6,トウネン夏羽5,ユリカモメ,ウミネコ,オオセグロカモメ,シロカモメ第1回夏羽移行個体1(5科14種)
【メモ】この日は本来なら金華山沖にアホウドリを見に行く予定だったが,天候の関係で延期にし,代わりに鳥の海にやってきた。3.11の大津波の影響で鳥の海の自然環境も大きなダメージを被った。大津波以前の景観写真は多く撮影してあり,また,震災後の状況も多く撮影してあるので,そのうちまとめてみたいと思っている。景観的には蛭塚や石積みの防波堤はじめ,鳥の海の景観に変化を与え,美しい景観とシギチや水鳥にとって休息の場所となっていたところはなくなってしまっている。蛭塚は今後,どのような工事をするのかわからないが,ぜひ,昔の景観に戻してほしいものだ。
さて,今日のシギチの個体数はトータルで500羽以上は確実だ。もう少し詳しく見れば,もっといたはずだが,スコープを持ち歩いていないので(車には積んであるが),双眼鏡だけでカウントした数だ。ミユビシギなんかもどこかにかはいたはずだ。干潟北側の被災池にはチドリ類がいた。
【写真】
  
■オオソリハシシギの群れ/亜種ダイサギと亜種チュウダイサギ。近くに2羽並んだところを見ると大きさがだいぶ違っていた。
  
■ハマシギの群れとチュウシャクシギ/メダイチドリ夏羽


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