原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

選抜高校野球会場で 選手が相手のエラーに“ペッパーミル”は、やっぱり失礼かも

2023年03月19日 | その他オピニオン
 現在、春のセンバツ高校野球大会が甲子園球場にて開催されている。

 余談だが。 今年の春の大会には我が郷里の出身高校が“21世紀枠”にて出場するとの事で、多少の興味を抱きつつその開幕を楽しみにしていた。
 (参考だが、その郷里の我が出身高校は県内一の“進学校”であるにもかかわらず、わずか部員13名で県大会を勝ち抜きベスト4入りをしたとの話題もあるようだ。 野球強豪校が多い県内でのその業績は、捨ておけないかもしれない。 ただ甲子園大会ともなればそう甘くもないだろうと考えつつ、一回戦を密かに楽しみにしている私でもある。)


 さて、話題を表題に戻そう。

 今朝方見たネット情報を以下に引用しよう。

 青学大・原駅伝監督、センバツの『ペッパーミル注意騒動』に私見 「いまだにこんな管理者いるんだ⁉」高校球児にエール

 青学大の原晋駅伝監督が18日 自身のツイッターを更新。この日開幕した第95回センバツ高校野球大会(甲子園)で、試合中にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表で話題のペッパーミル・パフォーマンスを行った選手、チームを審判員が注意したことについて私見をつづった。

 開幕試合だった東北(宮城)―山梨学院戦の1回に、敵失で出塁した東北の選手が一塁ベース上でミルを回すパフォーマンスを行い、ベンチのナインも同じポーズで応えた。イニング終了後に一塁塁審から注意され、以降は行わなかった。

 原監督はこの一件を報じるネット記事を引用した上で、「いまだにこんな管理者(審判)いるんだ⁉ 世の中個性を大切にしようと言っているのに、他者を侮辱行為してないパフォーマンスに対して制限するなんて不思議でならない」と指摘。そして「負けるな高校球児! 高校野球は君たちの為にあるのだから!」とエールを送った。

 この騒動については試合後からネット上でも賛否が飛び交い、「大目に見てもいいと思う」、「時代錯誤」など球児を擁護する声や、「相手のエラーでペッパーミルは煽りでしょ」、「リスペクトに欠けている」など反対する書き込みも見られた。

 日本高野連は「不要なパフォーマンスやジェスチャーは従来より慎むようお願いしてきました。プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」などの見解を示している。


 (以上、ネット情報より引用したもの。)



 原左都子の感想に入ろう。

 青学大・原駅伝監督ねえ。 
 いろんなところに首を突っ込んできて、御自身のご意見を述べたい方のようだ。😖 😷 

 で、原監督としては、「センバツ試合の途中で出場選手が一塁ベース上でミルを回すパフォーマンスを行い、ベンチのナインも同じポーズで応えた。イニング終了後に一塁塁審から注意された」 との“事件”に関して。
 「「いまだにこんな管理者(審判)いるんだ⁉」と、それを注意した審判批判を展開している訳だが。

 という事は、もしも箱根駅伝大会で原監督率いる青学チームが他チームより“ペッパーミル・パフォーマンス”を受けて中傷されようが、どんどんやって下さい! って訳ね???



 今回の、そのセンバツ試合中の“ペッパーミル事件”とは、相手チームのエラーに対しての誹謗中傷目的で行われたとのふしもあるようなのだが。 
 そうなると、大きく意味合いが違ってくるのではあるまいか??

 私がWBC大会にて垣間見る日本チームによる“ペッパーミル・パフォーマンスとは、あくまでも自チームの素晴らしい活躍に対してなされているパフォーマンスと判断している。
 それだからこそ、これ程の世のプラスの反響を誘い世界中で流行しているのではあるまいか?

 そもそも、高校野球大会とは未成年(WBCにも未成年選手が出場して素晴らしい活躍を成しているが)同士の試合である。
 原左都子の感覚としては、そんな年端も行かない高校生同士の競技中に、相手のミスをせせら笑うがごとくの“ペッパーミル・パフォーマンス”は不要と判断したい。

 との理由で、今回の選抜大会内審判者の“ペッパーミル・パフォーマンス”行為への注意”に関しては、正当だったと結論付ける。


 何と言っても、あの“ペッパーミル・パフォーマンス”とは、やっぱり世界を席巻した選手達がやるからこそ値打ちがあり、公の場での披露が許されるパフォーマンスであるような気もする。


 (途中 大文字になっている箇所がありますが、単に編集画面の誤反応であり、原左都子と致しましては何らの意図もございません。)