冒頭から、今朝方見たネット情報を以下に要約引用しよう。
堀内ワクチン担当相が岸田政権「辞任第1号」へ崖っぷち 国会でポンコツ露呈し野党ロックオン
トンチンカン答弁に委員会が一時ストップするほど…(堀内詔子ワクチン担当相=衆院予算委、14日)
「あのー」「えーと」「そのー」ーー。13日から始まった衆院予算委員会で、答弁席で言葉に詰まりまくっているのが堀内詔子ワクチン担当大臣だ。
新型コロナのオミクロン株対策として検討されている、ワクチンの3回目接種の前倒し。13日の予算委で野党議員に「3回目接種に際し、国民はワクチンのメーカーを選べるのか」と質問されると、堀内氏は「メッセンジャーRNAのワクチンで」「モデルナかファイザーでお願いしたい……」とトンチンカンな答弁。 延々と関係ない話をし続け、委員会が一時ストップしたほどだった。
14日の予算委では、「ワクチン担当相の役割は何か」と基本中の基本を質問されるありさま。 何とか「自治体への供給、ワクチンのさまざまなことの発信を担当していると思う」と答弁できたが、うつろな目でキョロキョロし、いかにも自信なげ。 ツイッターでは〈自分が話している内容も把握してないな〉〈ワクチン担当大臣を任せて大丈夫なのでしょうか〉といった声が続出している。
新型コロナのオミクロン株対策として検討されている、ワクチンの3回目接種の前倒し。13日の予算委で野党議員に「3回目接種に際し、国民はワクチンのメーカーを選べるのか」と質問されると、堀内氏は「メッセンジャーRNAのワクチンで」「モデルナかファイザーでお願いしたい……」とトンチンカンな答弁。 延々と関係ない話をし続け、委員会が一時ストップしたほどだった。
14日の予算委では、「ワクチン担当相の役割は何か」と基本中の基本を質問されるありさま。 何とか「自治体への供給、ワクチンのさまざまなことの発信を担当していると思う」と答弁できたが、うつろな目でキョロキョロし、いかにも自信なげ。 ツイッターでは〈自分が話している内容も把握してないな〉〈ワクチン担当大臣を任せて大丈夫なのでしょうか〉といった声が続出している。
ファイザー争奪戦が待ち受ける
“ポンコツ”を露呈しすっかり野党の批判の的になっている状況だが、今後、堀内氏には悩ましい問題が待ち受けている。 海外でオミクロン株感染者が拡大し、熾烈なワクチン争奪戦が起こりかねないのだ。
“ポンコツ”を露呈しすっかり野党の批判の的になっている状況だが、今後、堀内氏には悩ましい問題が待ち受けている。 海外でオミクロン株感染者が拡大し、熾烈なワクチン争奪戦が起こりかねないのだ。
「3回目接種の前倒しに岸田首相が言及したが、そもそも在庫不足状態。また、現状の在庫の6割がモデルナ製で、政府は前倒し接種にモデルナ製を積極的に使いたいが、副反応が強いため国民からは『3回目はファイザーがいい』という声が上がっている。ファイザー製の確保が急務だが、世界中で需要が膨らんでおり、交渉は難航必至です」(厚労行政関係者)
前ワクチン担当相の河野太郎議員が14日の毎日新聞のインタビューで、〈担当相就任後は延々と交渉をやってきた〉〈ファイザー本社の責任者とは連日、電話やメールで直接やりとりした〉と話していた。 英語ペラペラで「次の首相」として名前が挙がる河野氏ですら苦労したワクチン行政。とても堀内氏に務まるとは思えない。
前ワクチン担当相の河野太郎議員が14日の毎日新聞のインタビューで、〈担当相就任後は延々と交渉をやってきた〉〈ファイザー本社の責任者とは連日、電話やメールで直接やりとりした〉と話していた。 英語ペラペラで「次の首相」として名前が挙がる河野氏ですら苦労したワクチン行政。とても堀内氏に務まるとは思えない。
「岸田派所属の堀内さんは今回、『女性枠』で入閣しました。岸田首相としては、感染状況が落ち着いているため『そこまで難しいポストじゃない』と考えたようだ。 堀内さんは普段はテンションが高く、どちらかといえば“軽い”タイプ。官邸は、堀内さんの『危うい答弁』をある程度予想していたが、ここまでとは思っていなかったのではないか」(官邸事情通)
ミスすれば“火だるま”必至。辞任第1号に一直線だ。
ミスすれば“火だるま”必至。辞任第1号に一直線だ。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
当「原左都子エッセイ集」に於いて、私は2009年秋頃から大流行せんとした、鳥インフルエンザウィルスワクチンに対する当時の民主党政権 厚労省大臣・長妻氏等の失敗を数本のエッセイ内で大バッシングし続けている。
以下に、その1本である2009.10.19公開バックナンバー「ワクチン接種をあおらないで」の一部を要約引用しよう。
今回は、上記“接種促進派”の医学専門家が主張されるところの「接種を望む人々の判断を誤らせてはいけない」との観点に“接種慎重派”の人間の一人としてそのご意見にのっとりつつ、その考えの背景等の多様性も鑑みた上で私論を述べさせていただきたく考える。
上記朝日新聞10月17日の“私の視点”への医学専門家の投稿は、ワクチンの有効性と安全性に関する専門家からの意見としてよくまとまっていて大いに参考になる。 これを参考にさせていただきつつ以下に私論を展開しよう。
ワクチン接種に当たって、まずは確率計算から始めるべきであろう。(極端な話が)新型インフルエンザに感染して死ぬ確率と、ワクチン接種して死ぬ確率をとりあえず比較してみるのが一つの指標としてわかりやすいと思うのだが、いかがであろうか。
ワクチン接種の国家検定基準の重大事故の発生確率が30万分の1であるということは、今回の新型インフルの場合国民のうち(現在国内に確保されているワクチン数と等しい)7000万人が接種したとして、死ぬ事と同等レベルの重大事故に遭うと予想される実数は単純計算で最大約230人。 片や、現在までのところの新型インフル感染による国内の死者は10月17日時点で27名。これに関しては、今後の感染拡大によりさらに増加する可能性も高い。
元医学関係者である私として気がかりなのは、投稿者が指摘しているアジュバント(免疫反応増強のための添加物)による副作用である。 今回の新型インフルワクチンの場合、冬季の感染拡大を目前にして国がその接種を焦っているとも見受けられるのだが、7000万人規模程の大がかりな一般国民対象のワクチン接種が既に開始された今現在、アジュバントに至るまでの臨床実験は恐らく未実施を貫くのであろう現状を大いに懸念する私でもある。
実際問題、国内における7000万人もの大規模一斉ワクチン接種は今回が初めての試みなのではなかろうか??
新型ワクチンの“有効性”がおぼつかないことが後々判明したとしてもまだしも許せるが、“安全性”においては、その予期せぬ犠牲が最小限に済むことを祈るばかりである。
大袈裟に表現すれば、(今回の新型インフルに限らず)ワクチンとはその接種において個人の「死生観」もからむ選択肢であると私は捉えるのだ。
自分が生きた時代に偶然蔓延した“流行り病(はやりやまい)”で死にゆくことと、それに対する人為的なワクチン接種で命を絶たれることとを天秤にかけると、どっちの死に方が重いのか…、 話が飛躍し過ぎで馬鹿馬鹿しいと思われる方もいるであろうが、そんな選択を迫られているようにも感じる今回の“大規模ワクチン接種”の騒動である。
少なくともその種の選択を迫られて尚、自分なりの“美学”を我が人生において一貫して持ち合わせていたい原左都子である。
上記朝日新聞10月17日の“私の視点”への医学専門家の投稿は、ワクチンの有効性と安全性に関する専門家からの意見としてよくまとまっていて大いに参考になる。 これを参考にさせていただきつつ以下に私論を展開しよう。
ワクチン接種に当たって、まずは確率計算から始めるべきであろう。(極端な話が)新型インフルエンザに感染して死ぬ確率と、ワクチン接種して死ぬ確率をとりあえず比較してみるのが一つの指標としてわかりやすいと思うのだが、いかがであろうか。
ワクチン接種の国家検定基準の重大事故の発生確率が30万分の1であるということは、今回の新型インフルの場合国民のうち(現在国内に確保されているワクチン数と等しい)7000万人が接種したとして、死ぬ事と同等レベルの重大事故に遭うと予想される実数は単純計算で最大約230人。 片や、現在までのところの新型インフル感染による国内の死者は10月17日時点で27名。これに関しては、今後の感染拡大によりさらに増加する可能性も高い。
元医学関係者である私として気がかりなのは、投稿者が指摘しているアジュバント(免疫反応増強のための添加物)による副作用である。 今回の新型インフルワクチンの場合、冬季の感染拡大を目前にして国がその接種を焦っているとも見受けられるのだが、7000万人規模程の大がかりな一般国民対象のワクチン接種が既に開始された今現在、アジュバントに至るまでの臨床実験は恐らく未実施を貫くのであろう現状を大いに懸念する私でもある。
実際問題、国内における7000万人もの大規模一斉ワクチン接種は今回が初めての試みなのではなかろうか??
新型ワクチンの“有効性”がおぼつかないことが後々判明したとしてもまだしも許せるが、“安全性”においては、その予期せぬ犠牲が最小限に済むことを祈るばかりである。
大袈裟に表現すれば、(今回の新型インフルに限らず)ワクチンとはその接種において個人の「死生観」もからむ選択肢であると私は捉えるのだ。
自分が生きた時代に偶然蔓延した“流行り病(はやりやまい)”で死にゆくことと、それに対する人為的なワクチン接種で命を絶たれることとを天秤にかけると、どっちの死に方が重いのか…、 話が飛躍し過ぎで馬鹿馬鹿しいと思われる方もいるであろうが、そんな選択を迫られているようにも感じる今回の“大規模ワクチン接種”の騒動である。
少なくともその種の選択を迫られて尚、自分なりの“美学”を我が人生において一貫して持ち合わせていたい原左都子である。
(以上、本エッセイ集バックナンバーの一部を要約引用したもの。)
話題を、現自民党政権にて“ワクチン担当大臣”に任命された堀内詔子氏に移そう。
冒頭の引用文章中に記されている文言を再引用すると。
「岸田派所属の堀内さんは今回、『女性枠』で入閣しました。岸田首相としては、感染状況が落ち着いているため『そこまで難しいポストじゃない』と考えたようだ。」
まさにその通りの安直な抜擢だったのであろう。
元医学関係者である私としては、突如ワクチン大臣に任命された堀内氏の経歴が知りたくて、早速ウィキペディアを検索した。
そうしたところ驚いたことに、この方、過去に一切の医学経歴が無いのだ。😱 出身大学の学部もバリバリ文系。
これで、ワクチン大臣が務まるのか!!??
いくら「女性登用」を焦っている岸田政権としても。 こと、人命にかかわる省庁の大臣の任命にして冒険が過ぎて安直だ!、と呆れ果てた。
そうしたところ案の定、国会において“しどろもどろ答弁”をやらかしてしまう始末…
本日午前中にも、テレビの国会中継内で堀内氏の発言を垣間見たが。
さすがに大バッシングを受けた直後のため、答弁文章を何とか自分なりにまとめた様子ではあるが。
内容が何ら伴っておらず、相変わらず“医学無知”を晒したとしか受け取れない答弁だった。
大臣たるもの、少なくとも国会答弁の前日に一夜漬けしてでも、ある程度のワクチンに関する理解を少しでも深めておくべきだろうに…
その努力も無く、よくぞまあ国会答弁を引き受けたものだ。
こんなことで今まさに世界規模で感染が拡大している「オミクロン株」対策を、万全に乗り切れるとも考えられない。
ここはやはりワクチン担当相として“国会しどろもどろ答弁”の責任を取って、岸田内閣は 「辞任第1号」の勇断を急ぐべきだろう。
だから言ってるでしょ!
女ならば誰でもいいからとりあえず大臣に任命する、などとの超安直な人事では、結局は早期に墓穴を掘るって!!