─── 経営をもっと身近に、もっと確かに ───
おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京北千住の中小企業のSEOコンサルと、午後は川崎市の小杉地区広域商業ビジョン検討委員会の仕事があります。
今日は商店街の活性化についてです。最近では大型店やチェーン店を商店街組織(商店会)に加入することを条例等で定めるべきかどうかの議論が多くなっています。
(1)大型店やチェーン店であっても、商店街の一部を形成しているのであれば加入は当然だ
(2)加入することは好ましいが、条例等で強制力を持たせるべきではない
両者の意見が存在します。地域や状況によって判断は異なりますが、私の基本的な意見は(2)です。
大型店等の経営者もスタッフも心から商店街活動に参加しようという主体者意識があれば、強制加入によっても地域活性化にプラスになると思いますが、もし、強制により、「この地域への出店は規制強化という負担が大きい地域だ」と感じ地域商業との壁を強くしてしまうと本末転倒です。
今、
川崎市商店街連合会からの仕事で「商店街活動指針づくりマニュアル」の作成を進めています。作成の趣旨は、商店街の魅力アップです。大型店強制加入という手段をとらなくても、商店街側の魅力を高めて、大型店等から「ぜひ参加したい」という気持ちになって頂くことも目的です。
私は高校時代、横浜の
鶴見銀座商店街にある新聞専売店で働き、商店街の店やその奥の住宅に新聞を配りました。暑い日には「カルピスでも飲んでくかい」、寒い日には「後で食べな」と肉まんをくれたのは商店街の経営者の皆様でした。
商店街、元気なって欲しいものです。
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士
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