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SWOT分析をしよう

2007年06月07日 04時56分30秒 | 経営革新・イノベーション
中小企業診断士ブログ 竹内幸次
─── 経営をもっと身近に、もっと確かに ───

おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は神奈川県三崎の中小企業の販売促進コンサルティング、午後は東京大田区で東京商工会議所大田支部主催の講演「ビジネスブログ&ホームページによるマーケティングのいろは」をします。

中小企業診断士 Web講演

今日は経営戦略やマーケティング戦略を作る際に行うSWOT(スウォット)分析についてです。

先日、ある会議である人が「SWOT分析はもう古い。これを使っても経営はよくならない」という主旨で発言していました。「そういう見方もあるのだな」と思いましたが、議論が間違った方向に行くことは避けたいので、「そうですか?私は中小企業のコンサルティングで必ずSWOT分析をします。これで何百社も経営改善しましたよ」と意見しました。

SWOT分析は現状を把握するための1つの方法論に過ぎませんから、この方法論の有効性が高いとか、低いとか、そのような学者的な議論には私は興味はありません。

大切なのは、世界で最高の方法論を使うことではなく、その企業に応じた手法を使うことです。または枯れた手法を使って深く、本気で分析することです。

中小企業経営者の皆さん、今後も安心してSWOT分析をしましょう。SWOT分析から自社が行うべき様々な戦略を発想していくものなのです。

経営メモ
・方法論の是非の議論よりも、方法論から分かる事実に着目する
・SWOT分析とはStrengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字

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2 コメント

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全く同感です (青木公司)
2007-06-07 09:18:30
環境分析の時に何を使うかは手段であって、目的ではありませんから、先生のおっしゃることに同感です。

SWOT分析の手段そのものの哲学的な議論をするより、

1. まず、実際にやってみる。ちゃんと環境分析を行うこと(自社が置かれている状況を知り(ニアイコール敵を知り)、自社の能力を知る(=己を知る)。

2. その上で、適切な方向性を固めること(=誰に、何を、どのように提供するか)

3. その上で、正しい作戦を立てること。

4. 1から3を正しく行うこと。

が大切だと思います。まず、やってみることですよね。

ちなみに、SWOT分析自体は、自社の力、外部の力をもれなく考えられる優れたツールだと思います。

懸案事項は、集めた情報の重要度に応じた取り捨てをきちんとおこなうことでしょうか。
青木公司様 (竹内幸次)
2007-06-07 09:29:07
青木公司様、竹内幸次です。コメントどうもありがとうございます!中小企業のために現場的なコンサルをしていきましょう!

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