おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は発明と人の感情についてです。先日、Amazonが「予測出荷」の特許を取得したことがニュースになりました。予測ですから、実際に注文しなくても出荷し、顧客に商品を届けるというもの。
事業モデルの話ではなく、あくまで特許という発明部分の話なので、このままの形で事業化される訳ではないと思いますが、とてもインパクトある発明であることは間違いないと思います。
中小企業の経営者数名に、この発明が事業化されることの感想を聞くと、やはり多くの経営者は不安を感じています。
買う、買わないは、人の意思を受けて行うべき。予測出荷した結果、玄関等で「買わない」と意思表示することも可能とのことですが、断りづらいという心理も働きます。この「勝手に出荷されたら断るのが面倒だ」ということが、心理的な重圧になり、そもそもアマゾンで買うことを止めてしまう可能があります。
・先端技術の最大の壁は、その技術を受け入れる社会の心理が壁
Amazon、「予測出荷」の特許を取得 ― 注文される前に商品を出荷 | TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/2014/01/20/20140118amazon-pre-ships/
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経営コンサルタント 中小企業診断士 株式会社スプラム 代表取締役 竹内幸次
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