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おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は川崎市の中小サービス業の人事コンサルティング、午後は東京の協同組合のホームページリニューアルコンサルティング、夜は横浜市のネットショップのコンサルティングをします。
今日はエコ経営に関してです。
ブランド「無印良品」を運用する株式会社良品計画では8月1日から10月31日の期間で「FUKU-FUKUプロジェクト」を実施しています。
あなたの服を地球の福に、だからFUKU-FUKUです。
FUKU-FUKUはあくまで実験です。「回収」から「再生資源の販売」に至るリサイクルのしくみを検証するためのものです。東京や神奈川県の無印良品の店舗に、不要になった綿の衣料品を持参するのです。
特筆するべきは、ホームページでの下記の文章です。
引用開始(http://ryohin-keikaku.jp/csr/090801.html)***
「もう着ていないけれど、捨てられない」、服についてこんな悩みがありました。環境担当になってからは、リサイクルには様々な考え方がある中、お客様にも店舗のスタッフにも納得してもらえる方法はないかと、ずっと模索していました。
そんな中、新しいモデル事業に参加しないかとのお誘いがありました。この事業で最も魅力的なのは、綿繊維をエタノールに変えられること。原料にも燃料にもなるエタノールは用途も広いと考えました。また、綿以外の部分も様々な企業の技術で100%リサイクルを目指します。
無印良品の役割はお客様に服の回収を呼びかけ、お客様や店舗のスタッフが参加しやすい方法を考えていくことです。ミツバチが蜜を集めるように服を集めたい。あなたの服を地球の福に。FUKU-FUKUプロジェクトが始まります。
引用終り***
「ずっと模索していた」という表現がなんとも人間味があって素晴らしいですね。一般に大手企業のホームページの表現は洗練されてしまい、また、「悩んでいた」や「困っていた」等の感情が排除されたつまらない文章が多いのですが、この文章からは体温を感じますよね。カラっと乾いた無印良品の雰囲気通りのナチュラルさを感じます。
▲不要な服を地球の幸福に換えるプロジェクト
▲東京・神奈川の無印良品店で服を回収する
良品計画|環境について今、考えていること。
http://ryohin-keikaku.jp/csr/090801.html
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