じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

老害

2021年05月17日 | 日記

昨日、60歳になったことをブログに書いた。
1961年生まれなんですが、1961年のYouTubeを発見。

これは東京の動画ですが、この年、こういう空気の中、山口の片隅で生まれた。
このフィルムに映っている大人たちのほとんどはもう生きていないんだろう。
そんな感慨を思いながら、ゆっくり眺めていた。
この年代の難しいところは、「叱ってくれる人」「教えてくれる人」「軌道修正してくれる人」が周囲から少しずついなくなっていくこと。
そうなると、自分自身でちゃんと気がついて修正し続けないといけない
そうしないと、まともなプレイができなくなる。
でも、自分でちゃんと気がついて修正するのって「至難の業」なんですよね。
世界のトップアスリートですら、修正をくり返しながらゲームを進めていっているわけで、私のような平凡なプレイヤーは、もっともっと修正をくり返さないとまともなゲームはできない。
そして、平凡であればあるほど、その「修正」には、誰かしらの客観的な目が必要。
そこそこに優れたビジネスマンが、次第に「老害」になっていくのは、たいていそういうことだと思う。
それなりに優れているから、周りは言うことを聞いてくれる。
年上になればなるほど、周りも意見を言いにくくなってくる。
そのうち苦言を呈してくれていた先輩たちも引退していなくなってしまう。
そして、だんだん「客観的な修正」が利かなくなる。
周りが何も言わないから変に自信ができてしまう。
それが過信だということもわからなくなる。
そのうち少しずつ時代の感覚とズレていき、煙たがられ、老害化していく・・・。
「本当に優れたビジネスマン」ですら、そういう罠にはまる例をよく見ますよね。
ご多分に漏れず、私も周りから「叱ってくれる人」「教えてくれる人」「軌道修正してくれる人」が少なくなってきた。
これはとても危ない。
とにかく年下の方に教えてもらうことを自分に課すようにした。
ちょっとしたことをいろいろ質問して教えてもらう。
年齢が行くとちょっとしたことも「まぁいいか」って面倒くさがって質問しなくなるんだけど、とにかく教えてもらうことを課す。
「謙虚さ」を保つ、私には大変だけど頑張るしかない。
ということで、引き続きよろしくお願いします。

久しぶりに日本の音楽を聴きながら真面目に書いた。
▶風が吹いている いきものがかり
▶幸福的結局        大瀧詠一
▶HAPPY HAPPY BIRTHDAY    ドリカム
▶彩り             ミスチル
▶HAPPY            BUMP OF CHICKEN
▶きっかけ           乃木坂46
▶おまえだけ     伊勢正三


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