じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

新業態

2014年09月04日 | ニュース

先日のテレビ東京のガイアの夜明けでもやっていたが、一昨年あたりから"立ち飲み"というお店が随分増えてきたというか、流行っている。
前職が日比谷でしたが、銀座に"俺の○○"シリーズのお店が出来たのがブームの火付け役だと思う。
イタリアン、フレンチ、そば、やきとり、割烹などドンドンジャンルを拡大していて、どこも大盛況のようだ。
何といっても、まず味が良いことと単価が安い。
それで儲かるのか?ということだが、着席のお店と比べると回転率が違う。
私くらいの年齢になると、1~1.5時間くらいが限界ではないだろうか。
もしかするとアルコールが入ることを考えるともっと短いかもしれない。
着席だと3時間位はいろのだから、2~3倍の違いが。
他の飲食ジャンルでも、牛丼の吉野家が居酒屋「吉呑み」の実験をしていたが、大好評で全国400店に拡大するとか。
資生堂に出向した時に、少し落ちていた業績回復のために新業態の店舗を開拓されていたが、歴史を守りつつ、新しいジャンル等に出て行くというのは本当に勇気がいること。
また、俺のシリーズのように、奇抜な発想で成熟市場に打って出るのも素晴らしいことだ。
特にこの飲食ジャンルの発展は本当に凄い。
ミシュランでも東京が美食世界一だと言われているも頷ける。
バブルの頃から始まったのではと思うが、業界の方々の努力の賜物だろう。
ほんの35年前位までは、フランス料理やイタリア料理の専門店なんてほとんど無かったのに、今ではその立ち食いまで。
その驚くべき進化、是非見習いたいものだ。
20140903_121145 20140903_122504 と、そんなことを考えながら、私は御徒町では有名な"純喫茶 丘"の名物ナポリタンをいただく。
我々の世代で立ち飲みというと、酒屋のカウンターやビールケースの上に置かれた板の上で、ワンカップと缶詰というイメージだ。
そんなお店も、"俺のフレンチ"と目と鼻の先にあるから、東京は面白い。