じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

帝国ホテル

2014年06月27日 | 本と雑誌

決して泊まっているわけではありませんw
誰もが知っているとても有名なホテル。
こんなホテルが私が20年過ごした会社のビルの隣にある。
友人・お客様との待ち合わせ等で時々利用させてもらった。
また、先日の父の日のプレゼントもこちらのオリジナルグラスセットを利用。
手土産用のケーキなんかは意外とリーズナブルなんですが、包装が帝国のものだと2~3割アップしてみえますよ。
さすがに宿泊したことはないですが。
時々テレビでも裏方さんの話題が出てきますが、こちらの本はその特集のようなもの。

帝国ホテルの不思議 (文春文庫) 帝国ホテルの不思議 (文春文庫)
価格:¥ 745(税込)
発売日:2013-12-04

 ▶ところで、このお仕事(靴磨き)の醍醐味は何ですか。
 どう言うんでしょうか、靴が栄養をもらってよみがえると言うんでしょうか。
 愛情をもってシューシャインしたら、靴は必ずそれに応えてくれるんです。
 靴がそのよろこびを表現している手応えを感じているときの、磨く側のよろこびというのは、ちょっとたとえがたいものがあるんですよ。
 お客さまにも「おお、きれいになったな!」とよろこんでいただけるわけですけど、我々はそれ以上の喜びを得られるんです。
 靴がそうやってよろこびを表現する手応え・・・この仕事の醍醐味は、もうそれに尽きるって思いますね。

長年働くベテラン従業員で、靴磨き、厨房、客室サービスなどホテル運営を支える裏方の皆さんの人物像を中心にインタビュー形式でまとめられています。
いい仕事というのは、このように仕事の対象に愛情を持ち、かつ自分の仕事に誇りを持つことから生まれるんだなぁ、と実感させられます。