じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

高いレベルでの僅かの差

2011年10月01日 | スポーツ

イチローのシーズン200本安打の連続記録がついに途絶えました。
8月に1試合5安打を記録した時には、達成するかもと想像しましたが、9月に入っても調子があがらず、16本届かずで終戦。
シーズン200安打を達成するためには、1試合平均1.3本のヒットが必要になります。
そして、いつものシーズンでは、1試合3安打以上の固め打ちの試合が多くあるのですが、今シーズンは少なく、届かなかったと思われます。
その最大の要因は、内野安打の減少で、昨年の60本に対して、今年は37本で23本も少なくなっています。
昨年並みの内野安打を稼げていれば、今シーズンのヒットは207本になっており、ギリギリクリアできた勘定です。
38歳という年齢による脚力の衰えからきたのか、視力が落ちて微妙なバットコントロールに影響でもあったのではと思っていました。
事実、これまでなら内野安打になる打球が、アウトになるシーンを何度も目にしたのですが、逆に盗塁数は40個で、例年並みの数字を残しており、脚力の衰えが原因ではなかったと言えます。
新聞によると、二塁手と遊撃手を二歩前で守らせたと書いてあった。
これまでなら内野安打になる打球がアウトになる理由がそこにあったと思う。
しかし、前で守ることができるということは、単に内野安打を警戒するということだけではなく、もしかすると打球そのものの勢いが減少したのではないかと思う。
子どもころ空き地での三角ベースが遊びの定番だったのですが、同学年だけで遊ぶ今 の子ども達と違って、当時の子ども達は高学年に低学年も混じって遊んでいた。
低学年の子どもが打席に立つと、高学年のお兄さんたちは前進して守備をし、プレッシャーをかけたことを思い出した。
それだけ、イチローもなめられたのかもしれないなと。
来シーズンイチローがリベンジするために何をするのかも楽しみだし、是非内野手を二歩下がらせて、さりげなく"どうだ"と胸を張るイチローを見てみたいと思う。
いや、それでも10年連続200安打という記録は、とてつもなく凄い記録だと思う。
勿論、巨人ファンとしては、松井選手にも大いに期待していますが。