じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

猿真似

2011年10月04日 | 社会・経済

ノーベル賞の発表の時期になりました。
小学校の頃の夢は?と聞かれると、プロ野球選手か医者か、科学者というのが回答の3羽トリオだったように思う。
そして、科学者=ノーベル賞という感覚だったかな。
私が子ども時代は、湯川博士と朝永博士。
そして、地元の佐藤栄作のイメージ。
その後、21世紀にはいって受賞された方が急増しました。
田中さんはサラリーマン受賞者として一躍時の人になったのは記憶に新しい。
今年は、医学生理学賞と文学賞に本命視される人がおられます。
あと、青色LED開発者。
結構騒々しいかもしれません。
最近のノーベル賞の受賞者の傾向は、特定の分野の発展に貢献した複数の人が受賞するパターンが多いと感じます。
科学の発展には一人の天才の寄与ではな く、いくつかの重要な貢献の上に成り立っているということなのでしょうか。
また、相当な時間が経過してるものが多いので、学問を体系として捉えているということも言えるかもしれません。
先日の医学生理学賞の発表で、受賞者が3日前に死亡していたことで、大騒ぎになりましたが、選考を終えてからの死亡であったため、そのまま賞を贈られることになりました。
残念ながらと言う言葉は不適切かもしれませんが、これによって、iPS細胞の研究に対しての日本人受賞者は生まれませんでした。
個人的な感想ですが、このノーベル賞は、"最初"に端緒を見つけることにポイントを置いているのかなと思っています。
私には、こういう"最初"という才能が無く、日本人を揶揄して言われる2番手や3番手でもよりよいものを作り上げるという"猿真似"の方が得意。
まぁ、これも才能だと割り切っています。
残念ながら、科学の世界で生きる才能はないので、ビジネスの世界で頑張りたいと思います。