じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

ふるさと納税

2008年07月06日 | 社会・経済

出身地の市役所から珍しくダイレクトメールが来ていました。
また、同窓会関係のものかと開封してみると、「ふるさと納税協力依頼」でした。
この制度、基本的には、おもしろい制度だなぁと思っています。
ただ、色々と問題点や課題もあるように思います。

▶税の受益者負担の原則にあわない
▶使い途の選択肢が狭い 等

個人的には完全な寄付金制度にして、税軽減策を考えるのがいいかなぁと考えています。
あと、なんか嫌だなぁというか短絡的な発想だなぁと思ったのは、ふるさと納税をするとクオカードや特産品が貰えるということです。
なんのために納税したかわからないと思います。
そんなものが欲しくて出身地や地元に納税するんじゃないと思うけどなぁ。
お世話になった御礼、地元に残っている親族や親類等に対する気持ち、いずれは帰るかもしれないという気持ち等々、それぞれが「故郷」というものを考えながら納税しているのではないかなぁと推察します。
こういうところが申し訳ないけど「官」というか「公務員」というか、自分達でお金を稼いでいるという意識の無い方々の発想だと思います。
こんなつまらない物を返すぐらいなら、お金はきちんと役立つ事に使ってもらって、一人一人に自筆の手紙でも貰った方がはるかに有り難いと思うのは私だけでしょうか。
いただいたお金を将来に向けて且つ近々の課題を真剣に考えるのが行政の仕事だと思うのですが。
偉そうにすみません。