じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

育てたように子は育つ

2008年02月14日 | 本と雑誌
育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば (小学館文庫 あ 13-1) 育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば (小学館文庫 あ 13-1)
価格:¥ 590(税込)
発売日:2007-12

この本は、相田みつをさんの言葉を「心のくすり」として医療福祉の世界で役立てておられる佐々木さんが相田さんのご子息と対談形式で書かれた本です。
ハードカバーを持っていたのですが、新書サイズが出たので購入し久しぶりに読んでいました。
昨日久しぶりに早く帰れたので、娘達としばしの間、本を読んだり、布団の上で水泳の練習したりと過ごしたのですが、私はついつい「ダメ」という言葉を発しているようで妻から指摘されました。
そのときに、あらためてこの本の中で書かれている事を実感しました。

▶みんなほんもの(みつお)
 トマトがねえ トマトのままでいれば ほんものなんだよ
 トマトをメロンに みせようとするから にせものに なるんだよ
 みんなそれぞれに ほんものなのに  
 骨をおって にせものに なりたがる
     
▶私たち大人だって、自分に自信がないとき、あるいは自分が子供だったころに自分の親や教師から、それでいいよと認められ愛されてきた経験がなければ、こういうきわめて当たり前な言葉の、本当の意味に気づかないものである。

▶そして、いつもいつもそれではダメ、こうでなければダメと言われ、トマトじゃダメだ、メロンになれと言われ続けてきたのでは、子どもたちに「そのままでいいがな」「トマトのままでいいがな」と言ってやることはできなのかも知れない。
でも努力して、トマトのままでいいよ、トマトのままがいいよと、心から言ってやれる大人になりたい。そうすれば子供達は、それぞれが本物のまま輝くから。

いゃぁ~、これがなかなか難しいです。
特に言葉では分かっているつもりでも、行動として実行に移すのは。
でも少し反論させてもらうと、特に会社での姿だけを想像すると、自分がトマトかメロンかは、なかなか分からないのが人間のような気もしています。
特に私は10数年前に職場で厳しい上司の方々に鍛えられたお陰で、ダメ男から普通の男にしてもらったと思っていますから。
いずれにしても、まだ幼稚園の娘達だけには否定的な言葉を極力減らすよう努力しよう。