団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

終活、そして終の棲家は?

2017-12-04 09:41:29 | 健康・病気

70代初めの女性は今年2月、長年連れ添った夫を病気で亡くしました。74歳でした。男女一人づつの子どもはそれぞれ独立し、家庭を持っています。以来、一人で暮らしています。

高校時代からの友人の男性が最近、焼香に来られた際、女性はしみじみとした口調でこう話しました。「今は何とか元気で暮らしていますが、そのうち体が弱り、一人で生活できなくなります。その時のことを考え、今から準備しておかなくては」

終活、そして終の棲家をどうするのか、という誰もが向き合わなくてはならない問題です。男性も3年前、妻をがんで亡くし、一軒家に一人で暮らしています。同じ境遇だったこともあり、女性が口に出したようです。

女性の長男は大阪東部に住んでおり、長女は宮崎県に居住しています。二人からは「一緒に住もう」と声をかけられています。「下の世話をしてもらわなくてはならなくなったら、息子の嫁には頼みにくい。娘のところにいずれ行こう、と考えていますが、知らない土地で知人もいませんし‥」と女性は語りました。

最後まで自分らしい人生を送るための準備をする終活。そして最期をどこでどのように迎えるのか。

男性はまだ先のことと思っていましたが、女性の話を聞いて、「私が倒れたとき、どうするかを息子、娘にさりげなく相談してみます。そこから終活を始めます」と話していました。

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