久し振りにミュージカル映画「サウンドオブミュージック」のDVDを見る。
素晴らしい音楽、そしてザルツブルグの美しい風景に胸が一杯になる。
この映画で一番好きなシーンは、やはり冒頭のファーストシーン。
最初、雪をいただくアルプスの山々の姿。徐々にカメラは降りて行き、大草原へ。遠くに女性の姿。そしてアップになってジュリー・アンドリュースが歌う有名なテーマ曲「サウンドオブミュージック」
ジュリー・アンドリュースの素晴らしい声、そして歌。
見事に、この映画の世界に引き込まれてしまう。何度、見ても。
私が「サウンドオブミュージック」の音楽を音楽を知ったのは小学生の時。小学3年生頃か?
初封切を見た父が、たいへん、この映画を気に入り、サウンドトラック盤のLPレコードを買ってきて、しつこいくらい日曜の朝は必ず聴いていて、私は英語の歌詞は分かりませんでしたが、全ナンバーのメロディを憶えてしまいました。
そして中学生の時、リバイバル公開を見て、前述の冒頭のシーンに、すっかり心が奪われてしまいました。
現在、レコードで音楽を聴くだけでなく、DVDで映画をそっくり手元に置くことが出来る時代になるとは!
「サウンドオブミュージック」を通じて、このミュージカルを作曲、作詞したリチャード・ドジャース&オスカー・ハマースタイン2世のコンビによる「王様と私」「南太平洋」「回転木馬」などのミュージカルを知ることができました。
そして手元にはブロードウェイでのオリジナルキャストによる録音のCD,また、このミュージカルの原作になったドイツ映画「菩提樹」を録画したDVDもあり、いろいろな楽しみ方が出来ます。
そして大学生の時、ジュリー・アンドリュースが初来日して東京の武道館での初公演へも行きました。
素晴らしい声だった。特に高音の伸びは本当に素晴らしかった。
ジュリー・アンドリュースには「王様と私」を歌った素敵なCD(PHILIPS盤)もありますが、今もカタログに残っているのでしょうか。
彼女の歌う「シャル・ウィ・ダンス」は本当にしびれます。
最近、ジュリー・アンドリュースは喉の病気で、あの素晴らしい高音が出なくなったと聞いています。本当に残念です。
数年前、元旦恒例のウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートで彼女の姿を見つけることが出来た時は本当に嬉しかった。
またフィギュアスケートの一昨年のシーズン、アイスダンスでカナダのケイリトン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェのカップルによるショートダンスで「サウンドオブミュージック」の音楽が流れて来た時は、これまた本当に嬉しかった。心から拍手しました。
それにしても願わくは、もう一度、映画館の大きなスクリーンで映画「サウンドオブミュージック」を見てみたいなあ。
年寄りのグダグダ話、昔話。たいへん失礼しました。
「もうすぐ17歳」
「私のお気に入り」
「エーデルワイス」
これは懐かしいLPレコードのジャケット写真。父の遺品として我が家のどこかにあるはず。
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